2017年05月のアーカイブ

起業家

5月31日
起業家
日経新聞に、最近のインターネット時代の影響か、起業する人が激増しているとの報道がなされた。驚いたのは中国での起業が1.2億人とトップ、次がインドの8000万人である。インドネシアとブラジルが2800万人ずつ、そしてアメリカでの起業が2300万人とのこと。今までのアメリカ主導の新ビジネス誕生の流れが大きく変わる予兆を感じる。ちなみに日本での起業は350万人。人口比3%とあまりの低さに愕然とする。私は最近企業を促す本をPHP出版社より出した。起業は国の力をはかる一つの目安である。ブラジルは人口の13%の人々が起業した。この比率を日本に当てはめてみると1.27億人×0.13=1650万人となる。実績の約5倍の人々の起業が期待できる。ブラジル人ほど私達は陽気ではないが、1650万人の人々が起業する日本の将来は考えるだけでとても楽しい。私は80才にしてまたゼロからの再出発を志している。自宅の居間を本社としてスタートする。知人、友人の皆さんが支援してやると声をかけていただいているが、また妻と二人で舟を漕ぎ出したい。小さな危うい一歩に見えると思うが本人だけは大真面目である

千里を行く

5月30日
千里を行く
「人が一里行けというなら、二里を行く気で取組もう」という諺がある。仕事とは社会に対する義務である。人間として天から与えられた使命である。情熱をもって仕事に当たりたい。常に千里を行くつもりで事に当たりたい。眼前の小事、雑事にまどわされないためにも千里先を思い、一歩を踏み出す勇気を持ちつづけたい。

雑誌「工藝」と雑誌「民藝」

5月28日
雑誌「工藝」と雑誌「民藝」
雑誌「工藝」は昭和6年1月発刊された。そしてその93号発刊後の昭和14年4月新たに雑誌「民藝」が創刊された。その創刊号にその主旨が述べられている。日本の民藝運動を支えるものとして(財)日本民藝館があり、片や日本民藝協会が雑誌工藝と月刊民藝とその他工藝に関する刊行物を発行し、更に銀座のたくみ工藝店が個人作家や全国の民藝品を取り扱うこととするとのこと。その「工藝」「民藝」それぞれ創刊号を京都民藝協会の元理事長西邨辰三郎のご遺族からお預かりしてブータンミュージアムに展示している。そのコピーを読み返している。民藝運動にかける諸先輩の心意気が手にとるように感じられて興味深い。

大学芋

5月27日
大学芋
さつまいもは救荒作物といわれて久しい。戦中戦後の食料不足の時代を生きのびた私はサツマイモの栽培、収穫、調理などの経験を持つ。サツマイモで育ったのだ。米の3倍の人口を養うことができる。しかも育成が簡単、栄養価が高く、日本の食糧輸入が外的要因で閉ざされても、即座に対応できるのが芋の生産による救国策である。日本列島を北部はジャガイモ、中部から南部はサツマイモをつくることで何十年でも自給できる。それは日本が戦後、品種改良にとりくんできて研究レベルが世界一にあるからである。私はそれを昨年末(一財)いも類振興会、日本いも類研究会に入会してはじめてわかった。私達の地球号は今世紀末には100億人もの人口増に至る。食料危機は今でも世界の各地で深刻である。農への回帰が求められている。芋への回帰も必要である。懐かしい大学芋や干しいも、焼いもの研究を続け、未来に備えることを忘れてはなるまい。

ぶどう栽培

5月26日
ぶどう栽培
ブドウの産地といえば山梨、甲州ぶどうが有名。全国の約4分の1を生産している。次が長野県の16%、山梨県の10%とつづく。そして岡山、福岡、北海道、大阪と続く。気になったのが農産物出荷高が東京に続いて低い大阪府が7位と多いことだ。大阪は大正時代の1921~1935年までの15年間は日本一の産地だったとのこと。そこで甲州ぶどうと大阪の紫ぶどうが似ていると酒類研究所の後藤奈美先生がDNA解析を行ったところ同じと判定。二つの産地が古くから別々に育ったことが証明された。そこで大阪で100年以上前からワイナリーを経営している三代目オーナーの高井利洋氏からぶどう栽培の苦労話を聞かせていただいた。地球温暖化が進むなかで果実を生産することがいかにリスキーかを教えられた。天災、病虫害、経済情勢の変化など困難が次々と襲ってくること。そして同業者の無用な過当競争など聞けば聞くほど厳しい内容にたじろぐ思いがした。農業の厳しさを改めて痛感した一日となった。80才にして農を志す私にとって今日は誠に厳しい試練の日である。私の祖父は戦後の食糧難の時代に、農業は「お天道様次第」と言っていたが、人間の業をこえる厳しいものだとあらためて教えられた。農業に人智の限りを盡して、AIやビッグデータ等の手法を導入し、努力してみたい。隣県の石川県との県境に広大なぶどう園が存在するのが一つの救いである。

アポのない日

5月24日
アポのない日
今日は珍しくアポがない日である。身辺整理に時間をさこうと思う。テーブルの上を整理しようと少しづつ書類の山を点検しはじめた。雑誌や書物に中国、韓国、北朝鮮、ロシアの記事が多い。いずれも世界地図をひろげると隣国ばかり。その関係が理由の如何を問わず良好でないのは困ったものだ。その中に文芸春秋11月号の小泉進次郎「日本農業改造計画」が出てきた。もう一度読み返してみて改めて同感。これからの急務は農の改造に尽きる。急がねばならない。

トランプ大統領

5月23日
トランプ大統領
就任以来右に左に動き回るトランプ氏に世界中が影響を受けている。特に「アメリカファースト」と叫ぶ声には保守主義と同時に第二次大戦前のモンロー主義のにおいを感ずるのは私だけであろうか。世界はもはやひとつであり、モンロー主義は許されない。そしてロシア、中国、北朝鮮のエゴイズムも許されない。地球号は一体であり、一国の主張が他を律する時代はとうに終わっている。そのことに私達は早く気付く必要がある。日々のトランプ氏の発言に揺れ動く市場や政治、経済を見ていて強く感ずるところである。

365日が仕事

5月21日
365日が仕事
中小企業のオーナー経営者に休日はない。これは駅前商店街の商店主も同じである。休日もなく、定年もなく働けるあいだは一生仕事をしている。過労死はあまり聞いたことがない。残業時間100時間未満の話がよく出る。私は過労の原因は時間ではなくストレスによると考えている。自殺の原因と同じである。無用のストレス、イジメや過度の折檻により、精神的にダメージを受けて過労死がおきる。中小企業オーナーや商店主に過労死や自殺はまずない。(倒産によって自殺に追い込まれることを除く)それは使命感を持ち、希望を抱いて365日休みなく働いているからだ。夢や希望を失わせる仕事をさせない世の中を築く必要がある。若者に夢と希望を持ってもらうそんな仕事をしたいと考えている。

フルーツランド加賀

5月20日
フルーツランド加賀
約25万坪(83ha)の広大な敷地。丘陵地帯に広がる果樹園が広がっている。鹿児島市観光農業公園グリーンファームほどの全体を見渡せる眺望こそないが、そのスケールは遜色がない。数社の果樹園が点在し、立派に経営されているのは長年に亘り築き上げて来られた努力の賜物である。ほとんど一年を通して果物の摘み取りの「フルーツ狩り」が楽しめる。いちご狩りが最も長く、12月から5月まで温室ハウス内で行える。6月はサクランボとブルーベリー。7・8月はぶどうのデラウェア。8・9月はぶどうのブラックオリンピア。9・10月はぶどうのベリーA。そして10月から12月までリンゴ狩り。レストランや販売所そしてバーベキュー場などの施設があり、観光客が多い。歴史の重みを感じさせるのは敷地内の樹木の多さとその大きさである。桜の大木も多く思いがけず花見を楽しんだ。パレットゴルフをしている方々の歓声も大きかった。フルーツバイキングの味も上々。大いに参考になった。炭焼きコーヒーと自家製ケーキがとてもおいしかった。

粗衣粗食

5月19日
粗衣粗食
植物も動物も人間も育ちが大切だという。甘やかすとロクなことにならない。人間の場合、暖衣飽食をつつしめといわれている。大型外車やスポーツカーに乗りまわすことは恥かしいといわれていた。私はトヨタディーラーの代表者を務めたのでトヨタファンであるが、社長を退任したあとは小さい車を楽しんでいる。粗衣の思い出は祖父の姿である。家では普通の着物をきていたが、田畑をまわる時は必ず野良着に着がえた。藍染めの洗いざらし、ツギハギだらけの木綿を着て出かけていた。その青が今でもまぶしく思い出される。粗食は家ではあたりまえ。大学へ入り、一人で外食をして3ヶ月、栄養失調になり医者にしかられたことがある。あわてて食事付の下宿へ変り、健康を取り戻したが粗衣粗食は人も動物も植物をも強靭にする不思議な力がある。心したい。

アジチファーム

5月17日
アジチファーム
米パンの製造販売をはじめて苦労されていたが、年々規模が大きくなり福井市の県武道館の北側の田園の中で最近農家レストランを開業された。早速見学によせていただいた。ついでに昼食をとった。新規オープンしてまだ日が浅いせいか千客万来だ。農業の6次産業化がすすんでいることを実感。私達の農業進出への自信が少しずつ確信に変わるのを感じた次第。販売されている商品は、地域や地元農家のものが多く、親しみを感じた。客層も幅広く、若い人達や家族連れそして私達の老人にも支持されているようだ。施設内で働いているのは女性ばかり、しかも若い人ばかりで少々驚いた。織田町の民家レストランの熟年夫人ばかりとは大違いである。ハウス栽培が隣で行われており、集荷場、何台もの農業機械が稼働中で、農作業が着々とおこなわれている様子が手にとるように判る。明日の農業が楽しみである。

個化する日本人

5月16日
個化する日本人
日本の家族が変わったのは1990年代と言われている。1989年シリコンバレーのアップルコンピューターの本社を訪ねたころから日本人の家族についての考え方が変わりつつあるのを感じた。パソコンやゲームソフトが急激に普及をはじめた頃である。家族の崩壊のきざしを知らせる動きである。家族は個人の集まりとなり、主婦は家族のために奉仕する仕事を放棄せんばかりの勢いで「自分」をより重要視する傾向が出てきた。そして「個」は「孤」を生んだ。即ち人間の本性である集団としての家族がその中心の母を失いバラバラになり、孤独の中で心を病む人々を増やしていった。3世代同居をしている地方でも都会へ出たがる大学受験生が多く、一度都会へ出ると卒業後も帰る人が少ない。特に女性は3分の2が都会にとどまる。その為地方の高齢化はどんどん進みつつある。最悪の場合、すべての子も孫も都会へ去り、残った老夫婦は泣く泣く先祖伝来の家を捨てて子供の住む近くへ引越しをする。都会での同居は不可能で、息子家族、娘家族そして自分たちが別々に暮らさざるを得ない。家族主義の全くの崩壊が起きている。宗教を失った日本人は家族をも失いその為基本的な人間としての躾を身に付ける機会を失い、個化しつつある。誠になげかわしい。もう一度家族の絆をとり戻し孤独に泣く人々に暖かい愛情を注ぐすばらしい社会を作り上げたいものである。

世界の中の日本

5月14日
世界の中の日本
中国がアメリカに対して「大国同士の関係」を云々し、日本、ロシアやEU諸国或いは豪州、ブラジルなどを無視した発言をくり返しているのは困ったことである。中国の世界での地位は、経済力では米、日、独に次いでいるが、文化力では大分劣っている。産業力でも米、日、独にかなわない。ただ人口は1位。国土は周辺の自治区を含めると2位、資源力も2位。言語力(中国語を話す人口の多さ)は1位。世界には200を超える国々が存在し共存共栄を目指して日々努力している。世界平和のために数十年にわたって努力している人々がいることを忘れてはならない。拒否権を乱用する国連にも困ったものである。日本が良心に基づいた主義主張を繰り返し、一触即発の不安定な現状を脱する道を突きすすむことを切に願いたい。

感謝

5月12日
感謝
日本国民の義務の第一は国を愛すること、その心は国旗、国歌の尊重にはじまり、納税の義務が重要である。国民相和し、国の発展に寄与しなければならない。戦後70年をすぎて、そのいずれもが軽んじられる傾向にある。ロータリークラブでは毎月第一例会や特別な会合において国旗を掲揚し、国歌を斉唱、その後ロータリー憲章、歌を唱う。仕事を通して社会奉仕を誓い、会員相互の友愛を深めると同時に世界的なネットワークを通じて国際理解、親善、平和を推進する努力を誓っている。会員自らは弱く能力は十分ではないが、お互いが切磋琢磨し理想の実現に努力している。誠に有難い。今日は納税日。喜んで納めたい。感謝、感謝の日々に感謝。

新緑

5月10日
新緑
桜花があっという間に散り、山野はみずみずしい新緑におおわれている。1、2ヶ月前は冬の厳しい朝晩の寒さに打ち震えていたのがウソのようだ。自然の移り変わりの不思議さに、今更のように驚いている。人生も全く同じである。厳しい状況に明日もないのかと嘆いていると、徐々に環境は好転し、努力の効果が表れる。最悪の状態から脱出できるのである。人は絶頂の時に失敗のもとをつくり、最悪の時に成功のもとを築く。周りの状況が四面楚歌になった時、悲観する必要はない。絶好のチャンス到来と考え、必死に対策を練ることだ。成功はもうすぐ目の前にある。

卓上の花

5月9日
卓上の花
友人が庭に咲いていた花を職場に持ってきてくれた。バラだ。白い清純な花と花芯の黄のバランスが良い。香気があたりを払うそんな気品に満ちている。私の書斎はリビングルームと兼用だ。濃紺の日本酒の酒瓶に白い蘭を一輪さしている。ベランダの鳴子ゆりの可憐な白い花が鈴なりになっている小枝を二本加えてみた。これまた見あきない風情がある。職場も書斎も一瓶の花で雰囲気が変わる、人の心の温かさを感じるのである。今日も時々卓上の花に視線を注いでいる。

ぶどう

5月7日
ぶどう
県の農林水産部の指導によれば、福井県ではぶどうの生産がほとんど行われていないので、取り組んだらどうかというので調べてみた。世界の生産高は7,718万t/年、日本は19万t/年、福井県は0、山梨県4.5万t/年、長野県3.0万t/年、山形県1.9万t/年、岡山県1.6万t/年、福岡県0.9万t/年、北海道0.7万t/年である。ところが外国ではぶどうの殆どをワインに加工して消費しているが、日本では生食が半分もあり、ワインへの加工が少ない。そこでやっと県の指導する意味が理解できた。ぶどうづくりはワインに加工すれば付加価値が上り、長期保存がきくのである。勿論その為には莫大な設備投資と長い厳しい忍耐の経営が求められるのではあるが…。北海道や山梨、岐阜、富山などの山間地の村落では昔から山ぶどうの地酒ワインづくりがあたりまえだったという。私達の新会社もぶどうづくりに挑戦してみてはどうであろうか。

グリーンファーム

5月6日
グリーンファーム
義母の米寿の祝いに鹿児島へ出かけた。あいにくの雨だったが親戚一同集まって長寿を祝った。集まると女性は元気。ワイワイガヤガヤ大いにもり上った。プレゼントの交換がつづき私も毛糸のチョッキをいただいた。感謝。翌日は晴天。市営のグリーンファーム(喜入一倉町)を見学。鹿児島市観光農業公園と記されており、市の職員がアンケート調査を行っていた。息をのむ程の広大な敷地に農業体験場、滞在型農園、ビニールハウス、黒豚牧場、多目的広場、農産物直売所、農園レストランそして各所に展望台、遊具、駐車場(数多くあり)、全体を歩きまわれる遊歩道など見どころ一杯。指宿市との境にあり、桜島と霧島連山が遠望できた。焼芋、ソバ、トロロ汁がおいしかった。知覧へも近く茶の産地でもある。帰りは指宿スカイラインですいすい。誠に楽しい旅となった。農業の明日を考えるよい旅であり、大いに参考にさせていただきたい。

5月5日

久方ぶりに北鎌倉の山の内から台峰への坂道を歩いていた。4月下旬新緑がまぶしい。その時、懐かしいホーケキョの鳴き声。あっ鶯だ。と妻と顔を見合わせる。毎年この泣き声を聞いていた25年前の北鎌倉時代を思い出した。今は北鎌倉の家はある作家に貸している。私が今春出版した「幸せの種をまく人生」を献本すると最新作の一冊をいただいた。「アルファの伝説」「音楽家村井邦彦の時代」との表記。帰りの電車で読もうと感謝して別れた。北鎌倉からタクシーで扇が谷の養老孟司先生宅へ回る。海蔵寺の門前で降りて坂を上る。今日は坂道が多い。7月に越前市と大野市で行われる講演会の打合せを行った。また7月初旬私達がブータン王国を訪問するスケジュールを説明、再会を約した。久しぶりの鎌倉は鶯もリスも猫も私達を歓迎するかのようにあらわれ、花々も緑も色鮮やかであった。養老先生の奥様の着物姿に見とれていると、建長寺の茶会からの帰りとのこと。

ゴールデンウィーク

5月4日
ゴールデンウィーク
寒さがやわらいだと思っていたら気がつくとゴールデンウィークに突入している。まさに光陰矢の如しである。一日一日をかみしめ乍ら暮らすことを考えている。今日は大野市の白山やまぶどうワイン工場で、ぶどう栽培の体験教室がある。二人で参加する。好天に恵まれ楽しい一日となりそうだ。朝のシャワーを浴びながら六呂師高原へのドライブに思いをはせている。ポリフェノールが多く含まれるやまぶどう原液を飲む習慣を続けているが、そのせいか友人達が「お元気ですね」と誉めてくれる。目的を持って生活しているせいだとは思うが、やまぶどうの力もあるのかも知れない。帰りにまた原液を仕入れて帰りたいと思っている。

落花狼藉

5月3日
落花狼藉
19個の美しい花を咲かせていた私のテーブルの上のランの鉢。4月に入って早く開花したものから順に1個づつ落下しだした。人の世の様と同じく命の終わりを迎えていく。後から開花したものは今を盛りと咲き誇っている。落ちているのは花の茎の根元からだ。受粉したようには見えないけれど、毎年少しづつ咲いていたのが不思議である。桜の開花に先駆けて私達の居間を彩っているランの花から心からの声援をもらっている。有難い。しかし落ちた花はまさに無残。落花狼藉の言葉の通り、咲き誇っている上の花との見事な対比を見せてくれる。年々歳々花相似たりとは言うけれど、一つ一つの花にはそれぞれ命が限られているようだ。

「白山スーパー」ワイン

5月2日
「白山スーパー」ワイン
福井は「おろしそば」の珍味で有名だ。県産そばの生産高は年々伸びており2000年度の1000tが2015年度は約2000t、2020年度は2500tを超える勢い。そばはルチンの含有が多く健康によいとされている。白山やまぶどうワイナリーのワインは貴重な山ぶどうからつくられ、ポリフェノールの含有が普通の赤ワインの3~9倍も多い。その味はフランスの貴腐ワイン並の珍味。このワインのプレミアムブランドを創ってもらいたいと提案している。名前は例えば「白山スーパー」。世界でも珍しい日本産の山ぶどうをベースにした「白山やまぶどうワイン」の成功を祈りたい。