2018年03月のアーカイブ

ショートショート

3月31日
ショートショート
・老人が 残れる村に ひとり来て つくづく思う 里のゆくすえ
・沿線の 工事はすすみ 人はみな 夢を語れり 新幹線の
・5年後を 待ちわびており 人々の 夢ふくらませ 天に昇らん
・農業は もうできないと 人のいう 共にやろうとつい長話
・県道に 店をつくれと 提案し ついほだされて 自らはじめ

ショートショート

3月30日
ショートショート
・あわら市は 福井の北の 玄関だ 知恵を絞って 客を迎えん
・お隣の フルーツランド よい響き 我らもつくる 園芸の里
・北潟湖 蓮如の里も宝もの いかに育てん 新しき村
・塩害に 苦しむ里に 新しい 果樹園芸の 村を作らん

春が来た。木を植えよう

3月28日
春が来た。木を植えよう
37年ぶりの豪雪に泣いたが3月中旬に入り、突然のように春が来た。三寒四温の言葉どおり春と冬の日が数日毎に入れ替わる。ロータリークラブのRI会長が就任時に「地球環境を守り、持続可能な社会を築くため、会員が少なくとも一本の植樹をしよう」と呼びかけた。私はその声に答えて栗の木を150本植樹することとし、若苗木を購入し仮植をした。本植替えの適地を捜している。今年は山ぶどうの木の植樹をしたいと土地を物色中である。100ha程度の中山間地に植えたいと思う。トランプ大統領とは意見が違う。やはり温暖化は確実に進行中である。異常気象をみれば、誰にでもそれがわかるようになってきた。行動を起こすことが求められている。

ああ7年

3月27日
ああ7年
全国で「まちづくり」にかかわって20年が過ぎた。3月11日の7年が過ぎ、報道を聞くたびに胸がいたむ。なぜ復興は進まないのか、広島、長崎は3年で復興した。空襲で焼けた全国の都市も3年で復興した。なぜ東北は遅れているのか。原発事故という未経験の事故のせいもあろう。しかしそれは一部にすぎない。豊かになった社会は協調の精神が薄弱になってしまったのか。年月が経過するごとに責任感が薄れていく。政治も悪い、行政も悪い。報道機関も悪い。しかし最も悪いのは私達国民である。大いに反省しPDCAの輪をまわそうではないか。行動こそ最も大切である。

ショートショート

3月25日
・大自然 伝統文化共存し 若者を待つ 地方創生
・AIを 農に生かすはわがつとめ 多くの人と 共に歩まん
・ライオンへ 虎のなき声 録音し 野獣対策 万全を期す
・マンションへ 入居を決めて 豪雪の 朝を迎え ああありがたや
・戸建てより 移りし後の暖かさ マンションの部屋 常夏気分

ショートショート『弱者』2

3月24日
ショートショート『弱者』2
・ガンジーも おしゃかさまも キリストも 弱者の強さ 固く信ぜし
・独裁を つくりし者を 人もまた 天も許さじ 人倫の道
・弱きもの その底力 弱からず みなに呼びかけ 怒涛の強さ
・足りなきを 嘆くのでなく 現実を 認めて強し パラリンピック

ショートショート『弱者』

3月23日
ショートショート『弱者』
・子供達 高齢者が 安心し 暮らせる社会 いかにつくらん
・いずこでも どんどん開く 貧富の差 いかに直さん 格差社会
・共に生き 共に生かされ 支えあう 美しき世を 作りたきもの
・家族にも 地域社会も 国家にも 幸せの輪 広がれまわれ
・弱者には 綺麗な心 与えられ 美しい生 進みゆくなり

ショートショート『園芸カレッジ』

3月21日
ショートショート『園芸カレッジ』
・研修の コマツ菜うえし 収穫を みんなして売り すべて完売
・はや三月 研修生に尋ねたら みなニコニコと 楽しいという
・農業は 苦しいものと人のいう 思わず我は 楽しみたまえ
・一工夫 すれば変わるというけれど 変わらざる君 勿体ないぞ

ショートショート『誕生日』

3月20日
ショートショート『誕生日』
・蘭の花 今年も咲ける 誕生日 祝うが如く 机賑わう
・八十路こえ 新会社の新年会 農業革命 熱く語りぬ
・家族にて 船出したのは 59才 次につなげる 69・79への農の道
・早々と 桜の便り 聞く今日は 誕生日なり 八十路をこえて
・三月は 三寒四温 春を待ち 心はづます 雪国の人

蘭の花、バラの花

3月18日
蘭の花、バラの花
大きなテーブル(タテ1mヨコ2m高さ1m)が好きだ。それも木製のムク材がよい。木の肌を時々なでてみると木のぬくもりを実感できる。そのテーブルの上に蘭の鉢がある。不思議なことに毎年私の誕生日に満開の花を咲かせる。今年も満開の花が13ヶ、そして蕾が一杯。
毎日ブータンミュージアムに出勤する。ボランティア活動だ。他の人達は休みを取るが、私と妻とは無給の無休である。花屋から立派な花が届いた。誕生祝と書かれている。社員からのプレゼント。花屋の言葉にこのバラは「レジェンド」という名だという。81歳をこえてもまだ現役でがんばっている私達を象徴する言葉とのこと。感謝、感謝。

ショートショート『国富』

3月17日
ショートショート『国富』
・国富とは 民の力ぞ 大いなる その力出せ 諸人達よ
・列強の 仲間入りをし 喜んだ 父祖の時代をはるかに思う
・総資産 1京円ごえ つづけつつ 今年はふえた 500兆円
・500兆 何に使うか 使わぬか 政治の質を 今問われおり

ショートショート『日本の美学』2

3月16日
ショートショート『日本の美学』2
・過労死を 嘆くことより ひきこもり 仕事につかぬ 世が悲しけり
・甘やかし イジメに弱い 子をつくり 日本の未来 誰にまかせん
・厳しさを 常に教えし 母の声 厳しきゆえに 今の我あり
・大家族 切磋琢磨で 風習が おのず身につく 知らず知らずに
・支えあい 助け合うこそ 人の世の 定めなりしを なぜ争うぞ
・おかげさま 清潔好きと 思いやり もったいないも 日本の心

いすみ鉄道

3月14日
いすみ鉄道
社長の鳥塚亮さんの講演をきいた。「発想の転換」が大切とのこと。わが意を得たりと喜んだ。私は物事を始める時には常に「ユニークな発想」「違った思考」「非常識な思い」をいつも検討しているからだ。とてもよく似た考えで共感し、また会いたい、また議論をしたいと思う。いすみ鉄道は元国鉄で廃線となりかけた時、地元の人々が何としても残そうとの熱い思いで残した。かけがえのない財産。福井県は全国でも有名な鉄道王国。それも指摘してくれた。えちてつ、ふくてつ、九頭竜湖線、そして小浜線。これ程多彩な鉄道網はない。そして長浜敦賀港線は日本最古の鉄道の一つ。私達はもっと自分の持っている宝物を大切にしよう。

ショートショート『農政』

3月13日
ショートショート『農政』
・市役所も 農業委員も みな同じ タテワリのせい 声高にいう
・農業の 10年間の低落を 心配するのは 誰であろうか
・農業は 未来産業 是非やろう 声かけ歩く 都市の若者
・6次化を すすめて歩く その先に 販売比率の 上限つくらる

平成の豪雪

3月11日
平成の豪雪
昭和38年の豪雪は「サンパチ豪雪」、昭和56年の豪雪は「ゴーロク豪雪」と福井では名付けた。福井市では積雪2mをこえた。今年の豪雪は福井市で積雪1mをこえた。37年ぶりの大雪である。今年は平成30年だから「平成の豪雪」と呼ぶことにしよう。37年ぶりというので、除雪作業が停滞した。天災は忘れた頃にやってくる。高速道、国道8号線、JR、航空路ともに数日間通行止めになった。スーパー、コンビニも食料品の入荷がなく、在庫ゼロ。宅急便は福井県への送付受付はしないと対応。ただ郵便局は受付と配達を行い、人々の間で郵便への称賛の声が広がっている。天災は忘れた頃にやってくる。豪雪は1カ月もすれば雪は溶けて水になる。きれいさっぱり元の通りになる。ところが心配されている「太平洋ベルト地帯大地震」は必ず起きると地震学者は警告している。あちこちで噴火が起き、地震性の前兆が頻発している。ところが国でも地方自治体でも必ず起きる大地震への対策がなされていない。無為無策の政治家、官僚の姿には絶望すら感じる。東北大震災の後「想定外のこと」といった無責任な人々のことを思い出す。必ず数十年のうちに発生する「太平洋ベルト地帯地震=東南海大地震」の対応を直ちに着手する必要がある。声を大にして言いたい。今すぐ対応せよ!危機はせまっている!日本列島改造論、田中角栄待望論、せまりくる大地震への対策が即時待たれる切迫した現状を認識しよう。福島原発事故の時、外国大使館関係者はすべて海外や関西へ逃げた。日本はあの時世界から見放されそうになったのである。近々中に必ず起きる「東南海大地震」で日本の主要都市は壊滅状態になる。交通インフラはずたずたになり、死者は数百万人、経済はおろか生活や生命の維持が困難な状態になる。直ちに対応しなければならない。久しぶりに東京で約10日余り暮らしてみて過密状態を実感し、久しぶりの豪雪に会い、大地震への対応を進めない日本人の愚かさに絶望寸前である。友人知人に声をかけ注意を喚起したいと切に思う。

ショートショート『日本の美学』

3月10日
ショートショート『日本の美学』
・一切の 責任を持つ 全員で いつから消えた 日本の美学
・下からの 提案すべて 上にあげ みんなで決めた 日本の社会
・運命の 共同体を めざしつつ のぼりつめなん 世界のトップ
・特定の 個人や国が のさばれば 世界は破滅 危うし地球
・乏しきを 分かち合うこそ 天の声 ほしがりません 他人(ひと)の国々

ショートショート『人生100年時代』2

3月9日
ショートショート『人生100年時代』2
・世界初 長寿モデルを つくらんと みなで育てる 有機農業
・大いなる いさおし胸に 歩み出す 同士誓いて 若者達と
・いちはやく 日本モデルを つくりあげ 世界をつなぐ 希望とならん
・もう一度 学びなおそう カレッジへ 社員すべてを 夢に向かって
・熱く説く 農は日本の成長を 支える基本 信じてすすめ
・50から 学びなおして 農業へ 転出したいと 希望者多し

ショートショート『人生100年時代』1

3月7日
ショートショート『人生100年時代』1
・人生は 100年時代 恵まれて 80を超え 夢の毎日
・働ける 道をさがして 更にまた 新しい日々 眼前にあり
・くよくよと 考えるのは もうよして ワイン農家に 生まれ変わろう
・農業は 成長すると 人のいう 新しい日々 広がりわたる
・EVの 時代が来ると 信じつつ われはドローンを 世に広めんと

ショートショート『和歌』2

3月6日
ショートショート『和歌』2
・災害時 天皇よりの いつくしみ 和歌をいただき ふるい立つ民
・皇居での 歌会始 古の ルール守りて 今なおつづく
・風流を 小川に流す 短冊に 一首つくりて 今日を言祝ぐ

ショートショート『和歌』

3月3日
ショートショート『和歌』
・万葉や 古今のうたを みなあつめ うたの文化を ビッグデータに
・日本の 不戦の誓い いかにして 世界に示す 術なきものか
・太古より 民のかまどの 煙みて 国を治めし 日本の心
・アイキャンが ノーベル賞を 受賞して 世界を変える チャンス到来
・日本の お家芸と いわれしは 軽薄短小 和歌もお手本

ショートショート『チベット』2

3月2日
ショートショート『チベット』2
・北欧や スイスブータン 小国が 理想国家を 今築きおり
・争いを しかける国の おぞましさ 平和繁栄 人の道なり
・ダライラマ 説教聞きに 来たりたる 少女の瞳 澄み渡りたり
・人生の 目的はとの 問いかけに 若者の目は輝きにけり
・ヒマラヤの 麓の生まれ 仏教は 世界唯一の思想体系

ショートショート『チベット』

3月2日
ショートショート『チベット』
・今日もまた 友が来たりて 歓談す 20世紀の 中国につき
・ソビエトが 東欧諸国 赤化せし 悪魔の季節 思い起こしぬ
・中共が 国境をこえ チベットを 侵略せしは 半世紀まえ
・今はまた 太平洋を 奪わんと 日本列島 わがもの顔に
・強国の エゴに抗する 術なきか 弱肉くらう みにくき姿