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2018年07月のアーカイブ
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2018年07月31日
ショートショート『ヘリコプター』
7月31日
ショートショート『ヘリコプター』
・ごう音が 朝のしじまを 破りつつ ヘリコプターの 農薬散布
・ごう音が 近づいてきて 異臭しての あわてて閉める マンションの窓
・早朝の 田んぼに響く ヘリコプター 農薬散布 またはじまりぬ
・いかにして 有機の里を つくらんと 思案投げ首 結論出でず
2018年07月29日
ふるさと捜し
7月29日
ふるさと捜し
東京生まれの東京育ちが増えている。ふるさとを持たない人達である。「ふるさと納税」の発案者、福井県が「ふるさと捜し」を意味する「シェアふるさと」運動を展開してはどうかと考えている。「タイムシェアリング」や「駅前月極駐車場シェアリング」を提案し、日本全国に駐車場革命をリードした20余年前を思い起こしている。物をシェアする。事をシェアする。時間をシェアする。そんな時代に入り、いよいよカーシェアリングがはじまった。私は故郷を持たない人々にふるさとを持つ機会を与えたい。それが「シェアふるさと」システムだ。ビジネスモデル特許を申請してもよいが、善は急げという。まず数件のサンプルを今年中に発表する。地方創生の目玉になること間違いなしだ。
2018年07月28日
キラリ会
7月28日
キラリ会
次回で114回目となる。12年もつづく異業種交流会である。相棒を務めてくれたトヨタネッツ福井の多田伸社長が退任と同時にキラリ会への出席がなくなり、寂しい限りだ。私も81才を過ぎて酒をやめ、運転免許証を返上した。故豊田三郎画伯の言葉に従い仕事を続けたければ、タバコも酒もやめた方がよいとの忠告だ。キラリ会は楽しい。役所や会社や学校を訪問しても会えない人にも会合では気軽に話し合える。特に転勤族の方々にとっては、地域にとけこむよい機会である。毎月新しい入会者が増えるのも会の活性化に役立っている。
2018年07月27日
ショートショート『縁』
7月27日
ショートショート『縁』
・亡き友の 孫が来たりて ロータリー 入会したし 意志のうれしき
・弁護士を 開業せんと挨拶に 来た若夫人 友の孫なり
・亡き友は 男の中の 男なり 幾年過ぎて孫嬢みる
・次々と 友情の輪は広がりぬ 今日またあうは 友のまた友
・山林を 見てくれという 人のあと 山崩れ見て 足がすくめり
2018年07月25日
ショートショート
7月25日
ショートショート
・東より 光は来たる 日本は 世界の東 ルックイースト
・今こそは 平和の心 和の心 広く世界へ われらがつとめ
・無我夢中 走り抜けたる 八十年 さらに飛ばんと身構える我
2018年07月24日
ショートショート『70年前の福井大地震』
7月24日
ショートショート『70年前の福井大地震』
・大地震 70年の 時過ぎて 夢かうつつか サイレンの鳴る
・戦災を 受けた直後の 復興を はじめたばかり また来た悲劇
・大都市も 中小都市も 次々と 戦火に焼かれ 灰燼に立つ
・三重苦 受けし福井市 不死鳥の 名をいただきて スピード復興
・復興の すすまぬ理由 考える 昔の人は 力ありけり
2018年07月22日
千客万来
7月22日
千客万来
シンガポールから友人の吉村一男君が時々ブータンミュージアムにいる私を訪ねてくる。今回はシンガポールと福井県を結ぶネットワークを作ろうとのこと。主旨に大賛成。そのネットに何を載せるかである。人間の交流は直ちに実行できる。福井県の特産品、日本酒や日本ワインそして私は「やまぶどう原液」を推したい。これに今年は注力する。インドから中村行明師が二度目の来館。前回は座談会に出席していただき、ユニークな文明論、またインドの紹介をしていただいた。今回は私の新しい農業法人「白山ＡＩファーム」を見たいとのこと。大野のぶどう畑や大野市阪谷地区の丘陵地、白山神社平泉寺を案内した。発想が私と似ているのでウマがあう。今回もブータンミュージアムの月原理事長にも参加してもらい有意義な一日となった。インド在住40年の経歴は貴重である。
2018年07月21日
ショートショート『東の空』2
7月21日
ショートショート『東の空』2
・伏石の まわりをほれば 縄文の 遠い祖先の 形見を憶う
・白さぎの 東へ向かう 瑞兆を 喜ぶ我は いささか元気
・自らが 住みたいまちを 創らんと 心に決めて 早や一年が
・計画の 仔細を求め せまりくる 黙すのみなり 時は未だし
・我はただ 怒涛の如く 進みゆく すべてのみこみ 一心不乱
・農林の 規制の網に はばまれて しばしたゆたう 夢かうつつか
2018年07月20日
ショートショート『東の空』1
7月20日
ショートショート『東の空』1
・山国の 春待つ心 かみしめて はや60年 夢かまぼろし
・朝早く 東の空を眺むれば 光の演舞 平和のあかし
・豊かなる 自然の恵み 寿ぎて 今日も一日 幸せ予感
・大好きな サカバレーへのドライブは 緑の山野 春まっさかり
・夢にみる 高台に立つ白い家 まちの中心 まちのシンボル
・縄文の 土器や石器を 展示する 縄文を掘り 遺跡を捜す
2018年07月19日
ショートショート『東の空』1
7月19日
ショートショート『東の空』1
・山国の 春待つ心 かみしめて はや60年 夢かまぼろし
・朝早く 東の空を眺むれば 光の演舞 平和のあかし
・豊かなる 自然の恵み 寿ぎて 今日も一日 幸せ予感
・大好きな サカバレーへのドライブは 緑の山野 春まっさかり
・夢にみる 高台に立つ白い家 まちの中心 まちのシンボル
・縄文の 土器や石器を 展示する 縄文を掘り 遺跡を捜す
2018年07月18日
平成時代
7月18日
平成時代
昭和34年（1959年）4月、私は同志社大学経済学部を卒業、三谷商事�蠅愼�社。皇太子の御成婚が華やかに報じられた。民間から美智子妃を迎えられ、国民が等しく寿いだ。この時、私にとっての平成がはじまった。今から59年前のことである。そして現在は平成30年の5月。いよいよ来年で平成は終わる。美智子妃は日本国民の歓喜の中に常におられた。私にとってもこの59年間は激動の時代だった。そして更にこれからに期待している。
2018年07月17日
新時代
7月17日
新時代
常に前をみている事は楽しい。道を振り返る人生を否定しつづけてきた。昨日地元新聞に私の記事が掲載された。ＡＩを農業に生かす経営と、東京一極集中を打破し人口減に悩む福井県へ若者のＩターン、Ｕターンを促進する受け皿づくりの二つを取り上げてくれた。農業の経営は厳しい。少子高齢化も厳しい。その厳しさを克服する努力が必要だ。このテーマが81歳をこえた私の今日からの道である。この道を歩きたい。
2018年07月16日
日本農業の担い手
7月16日
日本農業の担い手
2010年実績64才以下100万人
2015年実績64才以下75万人
2020年予測64才以下55万人
2025年予測64才以下30万人
2020年には、2015年と比較すると20万人も減少し、さらに2025年には25万人減少してしまう。
正に異常事態である。早急に対策をたてなければならない。農業法人を経営する私は、都会の若者に「大自然を相手に美しい空気、美味しい水、素晴らしい環境の中でのびのびと人生を謳歌する生活に注目するよう呼びかけている」「帰りなんいざ田園まさに荒れんとす」の呼びかけである。
2018年07月15日
人生いろいろ人さまざま
7月15日
人生いろいろ人さまざま
Ｉターン、Ｕターンの新入社員を公募している。毎週何人かの応募がある。職歴、年齢、性格等が全然違うので面接する方もされる方も大変だ。若い人はとにかく年配者は面白い。話を聞いているだけで勉強になる。一騎当千の士たちが入社してくれることを祈っている。
2018年07月14日
ショートショート『自然の猛威』2
7月14日
ショートショート『自然の猛威』2
・人間の 備えの弱さ あざ笑う 自然の猛威 荒れ狂うなり
・農業は 太陽次第と 祖父よりの 知恵を頼りにコワゴワ歩む
・雨露を しのぐハウスを とりあえず 十棟建てて 挑戦はじむ
・しおれたる きゅうり散水 次の日に 勢いまして 腰抜かしたり
2018年07月13日
画家になりたかった私。22才で断念、商社マンに！
7月13日
画家になりたかった私。22才で断念、商社マンに！
商社マンとしての仕事は付加価値の追求である。付加価値の追求は、無意識の元での報酬の追求。そうするとドーパミンが出てくる。「追及→達成→ドーパミンが出てくる」サイクル。画家という職業（工芸家も同じ）は自らがハンドルを操り目標設定とそれに向かう努力、そしてその達成感を味わうまでの一連の過程を自分の意志で実行できる。幸せな職業と言える。一心不乱に努力する人は幸福になる。瞑想。即ち坐禅の極地。脳内物質のセロトニンが分泌されている状態。真っ白なキャンバスに向かう＝すなわち「完成」は不確実。この繰り返しがプラスに働く。必ず達成感が得られる。
「テロメア」は一点に心を集中させる。「サマタ瞑想」を3カ月繰り返すとテロメラーゼの値が大幅に増える。
CHA CHA CHAは4拍子。三三七拍子は4拍子。だからよい。画家という生き方がテロメアの傷つくスピードを遅くする。テロメアを長持ちさせる。脳の使い方によって神経細胞の死滅が遅くなり長寿実現。テロメアは短くなるだけでなく「生活習慣、精神状態」により、長くなったり短くなったりする。テロメアを支配するのは何か。それは「十方よしの心」「MOTの心」「CHA CHA CHA」「混濁の海を一心不乱に泳ぎつづける」
モチベーション目的意識の高い人ほど健康長寿。感受性喜怒哀楽。感じる力は表現しようとするとなお活性化する。苦労や辛苦は魂を成長させる。画家は「共感」という財産を後世に残す。「共感」を得るために生きるのが人生。その幸せな人生を送れるのが画家。その画家になる夢を捨てて今ここにいる。果たして幸福か？
2018年07月11日
ショートショート『自然の猛威』1
7月11日
ショートショート『自然の猛威』1
・雨やまず 日本列島 水びたし 水田流れ そばも全滅
・山里に 広がる平野 守りたる 神社と寺の 信仰生きる
・吹きすさぶ 風の中を帰路急ぐ 友をおくりて 心配やまず
・台風の 深夜ニュースは 休みなく 悲報相次ぎ心休まず
・美しき 日本列島 吹きすさぶ 豪雨続きて 地獄の如し
2018年07月10日
若者の貧困
7月10日
若者の貧困
貯蓄ゼロの比率が高い。20代のシングルで60％、30代のシングルで40％がゼロだという。所得はどうかと聞いてみるとこれまた低い。正社員雇用でないため、退職後の年金もほとんどない。どこで間違ってしまったのか。しかし早急に問題解決に着手しなければならない。農林業分野の人手不足が厳しいのでこの分野に若者を誘引し、日本農業の再生と同時に若者に夢を持ってもらいたい。全力を傾けるつもりで取り組みたい。
2018年07月08日
小岩井農場
7月8日
小岩井農場
岩手県の雫石に小岩井農場がある。私のめざす理想郷の一つだ。面積3000ha、岩手山南麓に広がる民営の総合農場。約130年前の創立。明治、大正、昭和の時代に建てられた古い建物が重要文化財に指定された。今も使われている。大自然の中で酪農体験、歴史文化の勉強などが可能。私は小岩井農場の写真を自宅の廊下に貼り、いつもチラッと見ては臨場感を楽しんでいる。大きい空、広い芝生から、岩手山の山容そしてユニークな建築から私の作りたい「観光農園」をイメージしている。
2018年07月07日
夢
7月7日
夢
厚生年金がらみの保養施設が全国各地につくられ、バブル崩壊と同時に売りに出されたことがあった。ブータンの名誉領事の1人、永田さんがイブスキの施設を引き受けた。訪ねていったが広大な敷地に豪壮な建物がある。永田領事とカレーライスをごちそうになり懇談した。私はこれほどの施設は作れないがせめて真心のこもった「ブータンミュージアム」を福井に作りたいとその時心に決めた。あれから6年が経過。福井市の中心部のビルの1・2階を使って「ブータンミュージアムin Fukui」をオープンしている。イブスキでの夢がやっと実現し、毎月ブータンからの知人友人が訪ねてくれる。私のささやかな夢の実現に多くの方々にご協力いただいている。深謝。
2018年07月06日
県立図書館
7月6日
県立図書館
久しぶりに暇ができたので図書館へタクシーを走らせた。地質学の本を捜しに行った。約半日過ごして帰ろうとするがタクシーがいない。バスはなかなか来ない。タクシーを呼んで待っている間、来館者を観察することにした。家族連れもいるが、一般の人々が多い。年令も千差万別。みんな満足げに帰っていく。来る人は速足で歩く。駐車場は大きいがほぼいっぱい。庭園は進士五十八先生の設計ということでユニーク。ゆったりとした雰囲気がうれしい。並木が美しい。
2018年07月04日
映像の力
7月4日
映像の力
ブータン紹介や幸福論についての講演会や座談会を開いているが、先年養老孟司先生が「映像の力」のすごさを力説された。私も映像を大切にしている。今回福井テレビが白山ＡＩファームを取り上げてくれるというのでその「映像の力」の影響力を楽しみにしている。どんな絵が描けるのか、何をどう表現するのか目下思案中である。
2018年07月03日
京観世能
7月3日
京観世能
故幽雪師にいわれて後援会に入会させていただいて21年。岐阜JCと岐阜RC合同の観世素謡会「みなもと会」に入会して51年。能とのご縁が続いている。日本文化の粋、「能」を少しかじっただけではあるが、長く続けていると不思議に身につくことがある。町の歩道を歩いていてもつい口ずさむ謡曲の一説。今年は片山九郎右衛門の芦刈、そして観世銕之丞の龍田（移神楽）の案内をいただいた。5月26日が待ち遠しい。
※このブログは4月に書かれたものです。