ブータン王国との縁

11月6日
ブータン王国との縁
ブータン国王ご夫妻が国賓として日本を訪問されたのはあの2011年。大地震、大津波そして原発被災事故。地球が震撼したあの年の11月。国王ご夫妻の初々しい中にも美しくも敬虔な祈りのお姿を見て感動しなかった日本人はいない。深く心にとどめていたその翌年。福井県の招きで国王代理としてダショーカルマウラ氏が来日、「ブータンのGNHと福井県の希望学」という主旨の講演会に私たち夫婦が出席。その話に感動。終了後国王代理のダショー(尊称、日本でいう爵位)カルマウラと意気投合。福井に交流拠点として「ブータンミュージアム」の建設を提案。快諾を得た。その夜私の会社の所有するビルを点検してなおさら安心したとのこと。福井裁判所のはす向かい、私の会社の所有するビルの1F・2Fを展示、イベントスペースとし、3F、4F、5Fの一部を来賓応接室、収蔵庫として使っている。NPOとしての運営であるが、理事長としてスタートし、79才で引退。今は一会員として毎日勤務。広く皆様のご賛同をいただき遠く九州や東北、北海道からの訪問客も多い。特長は遠来の客ほど熱心で滞在時間が長い。そして私の予想を超えるのは各地からの所蔵品のご寄贈である。ブータン研究の貴重な書籍、資料、文物。そして国王からの品々をいただいて感激する日々が続いている。あまりの収蔵品の多さを考えて、福井県下各地にブータンミュージアムアネックスをつくることを思案中である。ブータンからの留学生、研究者そして就労者も増えてきた。嬉しい便りが毎週舞い込んでくる。

投稿者: jsb 日時: 2018年11月06日 10:47

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