2019年01月のアーカイブ

リニアが近付いてきた

1月30日
リニアが近付いてきた
民主主義は当然下意上達を意味するが、日本は未だに江戸時代と同じで上意下達が続いている。東京で決めたことを国会と官僚組織を通じで各市町村へ流してくる。本来政治・行政は市町村で決定しそれを東京に伝え、実行させるはずである。毎日毎月の国会議論や首長さんの行動を新聞紙上で見ることが出来るが、東京詣でのあまりの多さに疑問を感ずるのはわたしだけだろうか。

ショートショート『僧』

1月29日
ショートショート『僧』
・人の世の 不思議な縁と 思わぬか 巣鴨の地蔵 福井の地蔵
・幼より 寺で育ちし 二人共 年上一人 年下一人
・わが身より ひとまわりうえ 年長と ひとまわりした 年若き僧
・別々に 同じ思いで 来た二人 永平寺にて 縁結べり
・われもまた 同じ思いを重ねつつ 今日も福井の 駅前に立つ
 

ショートショート『仏子』

1月28日
ショートショート『仏子』
・手をあわせ 何を祈るか 仏の子 小さき木彫 姿うるわし
・手のひらに 乗るその姿 輝いて 小さき木彫 広大無辺
・あかつきの 光の中に 輝いて 見る見る昇る 小さき仏子
・贖いし 小さき木彫 仏の子 思わず祈る 平安の世を
・預かりし 親のない子に 似た姿 思わず祈る 木彫の仏子

ショートショート『寄付文化』

1月27日
ショートショート『寄付文化』
おさいせん 外人客は 誰一人 出さずに使う トイレも水も
貯金箱 越前焼の 水差しを 使って貯める 母校への寄付
バラ銭を 寄付金集めの 箱に入れ 貧者の一灯 天にとどくか

ショートショート『空をとぶ』

1月26日
ショートショート『空をとぶ』
・地を走る 車なりしが 空をとぶ 時代の変化 あっという間に
・発想を 少し変えれば 世は変わる 空飛ぶドローン 何に使わん
・新しい 事業部つくり 話しあう 顔いきいきと 明日を見つめて
・空をとぶ ドローンを見つめ 議論する 明日の夢の 大きなことよ
・水陸も 空をとぶのも可能なり ソフトとハード システム化せん

アメリカ大統領

1月25日
アメリカ大統領
トランプさんにも困ったものだ。強引なやり方が彼独特の手法のようだが予算の執行が止まってしまっている。世界を止める気かと心配だ。国境に壁をつくるとのこと。冗談かと思っていたらトンデモハップン。ロシア疑惑も出てきて心配な年始である。

ショートショート『偉業』

1月23日
ショートショート『偉業』
・秀吉を 愛する人の 多きまち 長浜に立つ 三(みつ)成(なり)の像
・秀吉の 物語をと 書きはじめ 三年が過ぎ まだ道半ば
・信長の 突然の死に 対応し 秀吉の世が 定まりにけり
・信玄の 突然の死は 僥幸の 家康の夢 またはじまりぬ
・いくたびも 僥幸により 救われし 運命なるや 今日(こんにち)があり 

駅前マルシェ

1月22日
駅前マルシェ
農産物の直売を始めた。白山AIファームを一昨年設立し、採用した社員達に自分で作った農産物は自分の力で売って来いと言っていたが、売れる者、売れない者もいる。そこで私もお客様の対応を見ようと駅前で野菜果物の直売を始めた。2回やったが2回とも約1時間半で完売。野菜は取れたての大根、キャベツ、小松菜、手製の柿ケーキ、吊るし柿など。切り花のストックと種類をそろえてみた。友人達の好意もあり、人気は上々。新鮮な野菜に対するお客様のニーズの強さを実感した。それと食べものも強い。まず最初に売り切れたのは手づくりのケーキ。1キレ100円の柿ケーキはあっという間に完売。1個200円の吊るし柿も強かった。寒さには弱い。家内と二人で対応したが街頭での販売(朝市も同じ)の苦労の第一は寒さだった。

地方創生が消えた

1月20日
地方創生が消えた
文芸春秋が「2019年の論点」を出版したので、今年も購入した。
「地方創生」をどう扱うかを確かめたかったからだ。ところがそのテーマが消えた。見事に消えた。群小のテーマの中に埋没してしまった。文春の能力、将来について疑問を持たざるを得ない気がする。時代の「先見性」こそがマスコミにとっては唯一無二の財産のはずである。

ショートショート『生生流転』

1月19日
ショートショート『生生流転』
・昨日雨 今日は曇りか明日は晴れ われは希望と 常に歩めり
・サイクルは すべてプラスとマイナスを 行ったり来たり 時計の振り子
・秋すぎて 冬来たりなば 春近し 生生流転 世のならいなり

ショートショート『大野』

1月18日
ショートショート『大野』
・くれないの さざんか咲きて 立冬の 風ふきわたる 天空の道
・立冬や みわたす限り紅葉が 波のごとくに 押しよせにけり
・枯葉ふみ 散歩の道を歩きつつ 交わす言葉は 有難いなあ
・ひまわりが ソバの刈り取り すんだあと また一面に 咲き誇りけり
・サカバレー 自慢は水と花と雪 月さえわたる 満天の星

ショートショート『木のぬくもり』

1月16日
ショートショート『木のぬくもり』
・朝の4時 起床の我を 待つ机 寒気の中に ほのかにぬくし
・木目見て 思わずなでる わが机 今朝も元気で 共に励まん
・セメントや 生コン売りし 我なれど 共に生きんと 木目磨きぬ
・木のこっぱ 与えし子等は スマホ捨て 夢中で遊ぶ今日も昨日も

ショートショート『自信』

1月15日
ショートショート『自信』
・信じるか 信じないかは われ次第 悩みは尽きず 夜明けを迎う
・天命と 思えば軽し わが悩み 天に任せて ふかぶか眠る
・いさおしを たててはじめし わが願い 変化の中で 浮きつ沈みつ

ショートショート『セレンディピィティ』

1月13日
ショートショート『セレンディピィティ』
・ひらめきが 先をかえると 友がいう ノーベル賞も 失敗が生む
・次々と 命が生まれ 氷河期が カンブリア期の 繁栄を生む
・脳の中 複雑回路 反応し ノーベル賞も僥幸なるか
・エジソンも ひらめきによる 努力にて すべてをかえんと 言い残したり
・世をかえる 力なりけり ひらめきが ネット世界を 駆け抜けていく

ショートショート『スポーツ文化』

1月12日
ショートショート『スポーツ文化』
・サウルコス 共に育てし 十余年 友病みてなお 声あげており
・プロチーム つくらんという 夢ありて 汗を流した 友と励みぬ
・スポーツの ユニオンつくる 夢掲げ 国体優勝 光り輝く
・人は城 人は石垣 人こそが 何よりのもの 今気付かされ
・スポーツが 時代をこえて 輝きぬ 福井のまちが 若者達が

約束

1月11日
約束
早くから約束していた年末の講演会の講師。前週に福井駅前の暗い道路で段差に気付かず転倒。打撲して緊急治療を受けた。名古屋まで行けるかどうか危ぶんでいたが、JRの完璧な体制に守られて車椅子を借りついで無事到着。感謝、感謝。車椅子で行った私に参加者も驚かれ、盛会に終わった。JRの見事な連携プレーに深く感謝したい。約束を果せない時はビデオメッセージを送り謝るつもりであったが約束通り実行できたので満足。1時間半の講演のあと、別室での座談会も和気藹々と終了。再会を約した。

首都中京

1月9日
首都中京
名古屋で30年続いている朝食会の講師に招かれ、前泊。朝食後の1時間半の講演と別室にて1時間の座談会。歩いてきた営業企画の話を中心に、82才にして今後の100才までの夢を語った。1週間前に暗闇の道路でコケて打撲をし歩けなくなり、車椅子での参加となった。リニア開業まであと少し。名古屋の駅前は東京と変わらない。首都圏は満杯。しかも直下型大地震と南海大地震の発生確率が高まっている。京都から東京へ首都が変わってもう少しで200年。今度は「中京」への遷都の可能性が高い。「中京」の懐は深い。私は東海北陸自動車道と中部縦貫道が結び付き、日本列島縦貫の夢を描いている。名古屋駅前から福井県大野市まで車で1時間半。県境までは僅かに1時間。福井県は「中京首都圏」の有力地域として日本の発展に寄与する日が近い。

ショートショート『農業』

1月8日
ショートショート『農業』
・大いなる 地を耕して 生きようと 語らい歩む 今日も楽しき
・有機をば 信じて歩む 友のいて そのノウハウを データベースに
・ネットにて 知恵を出し合う 農業を いかにつくらん 有機の里で
・有機とは 名人芸と いう友に それを集めて 知恵に高めん
・農業は 成長するという我に あざける人の 多きは悲し

ショートショート『ブータン』

1月6日
ショートショート『ブータン』
・ブータンの 友より便り 寒風に 耐える衣服を 今年も欲しと
・まちじゅうを かけづりまわり 友のいう 服を捜せど 日は暮れにけり
・同質の シャツ贖いて 肩の荷が 友の頼みに 報いしわれ等
・ブータンの ミュージアムをと駅前に つくりてすでに 丸6年が
・県内の 各地につくる ミュージアム 幸せ捜す よすがとなれば

ショートショート『信念』

1月5日
ショートショート『信念』
・流される 身を案じなば 何事も 不可能になり 身動きできず
・一歩出る その勇気こそ 何よりも チャンスをつかむ 秘訣なりけり
・信念の 固きがすべて 身を守る 巌のような 強き心で

ショートショート『天啓』

1月4日
ショートショート『天啓』
・眠られぬ 夜(よ)を過ごしつつ 明け方に 天啓きたり おりし肩の荷
・秀吉の 中国道の 大返し 可能にせしは 天啓なるか
・ふるさとの 元知事きたり 歓談す 幸せの世を 招来せんと
・ふるさとの 納税制度 つくりしは 福井県なり シェアふるさと
・シェアして 車も家も みな共に 仲良く暮らす 世をつくりたし