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2019年03月のアーカイブ
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2019年03月31日
新元号
3月31日
新元号
4月1日に新元号が発表になる。私は昭和2ケタ生まれ。大戦後に活躍した昭和生まれの中で昭和ふたけたうまれといわれた。昭和ひとけたうまれと区別されたのだ。その後戦後生まれが加わり、さらに平成生まれ、そして今度の新元号生まれとなる。明治生まれの人はもう殆ど残っていない。明治は本当に遠くなってしまった。「明治は遠くなりにけり」という言葉を私達は若い頃に何度も聞かされたが、今や「昭和は遠くなりにけり」ということも身にしみそうである。
2019年03月30日
ドローン時代
3月30日
ドローン時代
ドローンを経営に取り入れて早2年になる。Zドローン研究所と名付けて発足したが、新しい撮影ツールから農業支援ツールになり、そして今運搬機能としての活用が広がろうとしている。空飛ぶ車としてはZゾーンすなわち地上500フィートの空間を自由に飛びまわれると交通混雑は劇的なレベルで解消される。エネルギー消費も大きく減少。あらゆる点で省エネ、省時間がすすみ、時代はあっという間に変わる。
2019年03月29日
知事選
3月29日
知事選
全国各地で自民党同士の知事選が行われている。その理由はいろいろあると思われるが、党の統制が緩んできたというのも一つの理由と考えられる。よくいえば民主化が進んだのである。福井県では現職と元副知事の激突。後にしこりが残らないことを願いたい。
2019年03月27日
奥越
3月27日
奥越
毎週福井県の勝山市と大野市へドライブしている。妻の運転でいく。片道30分余り。私のマンションから大野インターまで時速70ｋｍリミットの中部縦貫道を走る。大野三番という京福電車の駅がかつて存在した。今はもうない。そこは60年前の私の初担当地区だった。その当時の面影を色濃く残す町並みは美しい。小京都の典型だ。この美しい町並みを世に広めたいと発願した。いよいよ来月中旬その時がくる。
2019年03月26日
日本を走ろう
3月26日
日本を走ろう
JAFの会員になって何十年も過ぎた。免許証を返上して早や１年半が経過したが、JAFメイトは毎月送られてくる。今月号の「日本を走ろう」はすばらしい。免許を返上しただけになお郷愁を誘う。奈良県の「大和は国のまほろば」と言われる取材がよい。歴史ロマンの地だ。私は今、同じような考えで福井県の奥越を研究中である。奈良県の北西部もすばらしいが、奥越には更に雄大な大自然の風景がある。そして…。紹介するにはとてもとても紙幅が足りない。JAFメイトの編集部にお願いして一緒に奥越を走りたいと切に思う。
2019年03月24日
らんの花
3月24日
らんの花
鉢植えのランの花は不思議なことに私の誕生日に満開になる。居間の大きなテーブルの上の鉢だ。東からの光がよく当たる。春の彼岸まえだから春を告げる吉祥と大切にしている。もう何年も同じ日に満開になるので何ともいえない愛着を感じる。亡き母の歌にランをよんだものがある。この季節になると、その歌をいつも思い出す。
2019年03月23日
ショートショート『命のかぎり』
3月23日
ショートショート『命のかぎり』
・否という 言葉は悲し 今一度 思いをさぐる 事のはしばし
・吉凶は あざなえる縄 次々と あらわれわたる わが身に向い
・大いなる 夢を笑いし 人のいて とぼとぼ帰る 月光の道
・手の平を かえすがごとく 右左 ゆきつ戻りつ 波の間に間に
・禅の里 世界の人が あこがれし この地に住みて 何をかいわん
・ただひとつ 般若心経 心口にて となえて送れ 先師の言葉
・只管打坐 禅の教えの むずかしく 今日もひねもす 雑念の海
・福井県 寺もお宮も数多く 信仰心は 日本一かな
2019年03月22日
ショートショート 『お堀端』 『おめでた』
3月22日
ショートショート 『お堀端』
風立ちぬ 水面をわたる 鴨たちの 後ろにつづく さざなみのあと
ショートショート 『おめでた』
二十匹 鯛をそろえて 祝言の 宴はじまり 喜びわかつ
おばんざい 田舎料理と いうなかれ 1500年の 歴史のお膳
カニやエビ タイやヒラメが 膳に乗る 越前膳の Ｓ級グルメ
新しい 膳を生まんと 辛吟し 遂に至りぬ 永平寺膳
2019年03月20日
ショートショート『巨星堕つ』
3月20日
ショートショート『巨星堕つ』
・人の世の 情けなきかな 巨星堕つ 内部告発 まだ続きおり
・一世を 風靡せし人 とらわれの 身となりぬるや 異国の空で
・改革の 父といわれし 巨星なり 世界トップの 企業育てて
2019年03月19日
ショートショート『有機農業』2
3月19日
ショートショート『有機農業』2
・日本の 農業再生 今一度 やらずばならぬ 命を懸けて
・農業の 研究はじめ 早や二年 矛盾だらけ 悲惨な世界
・食断の 危険が迫る 世界にて のほほんといる 無為の人々
・精神を 病む人多き 昨日今日 肥料農薬 減らせぬものか
2019年03月17日
ショートショート『有機農業』
3月17日
ショートショート『有機農業』
・勇気ある 有機農業 また一人 同好の士は 熱く語れり
・外国の 日本人らが 行える 有機農業 意外に多し
・不耕起を 実行される 人ありて その方法を つぶさに学ぶ
・また一人 有機農業 なせし人 データもなくて 茫然自失
2019年03月16日
ショートショート『師』２
3月16日
ショートショート『師』２
・人の世の はかなさなげく 日が来たり 今ひとたびの 笑顔と共に
・陸士とて 戦後の世まで 睦みあう 幾多の友の 名をあげくれし
・枯葉舞う ひとひらづつの 姿見せ 去りゆく人の 想いやいずこ
2019年03月15日
２３年前（1996年）を思い出している
3月15日
２３年前（1996年）を思い出している
（私は）過去を振り返ることは好きではない。常に前方を見据えて努力するのが私の流儀だ。しかし全く新しいビジネスモデルを考案するため、23年前の日本システムバンクの創業の志を思い起した。暗闇の日本海へ小舟一艘こぎだしたあの日のことを。そして13年前の2007年。社長を退任し、代表権を息子二人に譲り、会長として後継者育成に乗り出した。そこで大恩人のお客様と語らって1年半後に「実践コインパーキング事業」という小冊子を発行。宝塚駅前の出口地所社長の出口和生様そして弁護士の立川正雄様との共著である。しげしげと手にとって読み返してみると年甲斐もなく血が熱くなる。一昨年末私がやろうとしている「シェアビジネス」の根っこが23年前の日本システムバンク創設の時にあり、2007年の社長退任の時にあるのに気がついた。シェアビジネスの芽はすでに23年前に育っていたのだ。
2019年03月13日
ショートショート『師１』
3月13日
ショートショート『師１』
・師と仰ぎ いついつまでも 従いて 歩み来りし 60年も
・ふ報聞く ９３のよわいまで 教え賜る 温情のひと
・暁に 祈るや 今日も ありがたき 熱田の森の しじまを憶い
2019年03月12日
地方への投資
3月12日
地方への投資
元三重県知事 北川正恭さんの話を聞いた。地方への投資の必要性についてである。そしてその雄弁に感心した。年を感じさせないのに驚くと同時に温顔愛語もまたひとしお良かった。地方を愛する者にとって現在の東京一極集中は誠に腹立たしい。田園回帰の運動を起そうと本気で考える昨日今日である。
2019年03月10日
大野七間朝市通り
3月10日
大野七間朝市通り
大野・勝山は福井での最初の担当地域。60年前のことである。京福電車で毎週通った。電車を降りるとあとは徒歩。3年ほどで石炭・コークスを使うところは殆どすべて回り終えた。同業者も多かったが、「燃転」という石炭から石油への大転換が起きていたので年々脱落していく店が多く、生き残っているのは気がつくと自分だけ。そんな時代の流れをひしひしと感じたことを思い出している。今その大野七間通りでリニューアルのビルのオープンの準備中。すばらしい奥越の地を新しく生き返らせる策を毎日練っている。
2019年03月09日
朗報
3月9日
朗報
農業法人を設立せんと企画して3年。会社設立して早や2年を迎えようとしている。朗報が次々と入ってくる。JAの斡旋によりハウス栽培が9棟決定。さらに認定農業法人の認定が下りた。県の苗木、クルミ100本、花形東京都千代田区本を頂戴することになり近々中に植える。県の園芸カレッジに入っていた社員も次々と卒業し、半人前の農業人として現業につきだした。まさに春の時を迎えんとしている。
2019年03月08日
机の上の花園
3月8日
机の上の花園
毎年春になると室内に鉢植えの花々が咲き揃う。私の誕生日を祝うように見事にその日満開になる。東の窓辺にいくつかの鉢を並べているがあまりに不思議なので花の数を数えだした。今年も誕生日まであと10日余りで花鉢は競うようにつぼみを膨らませている、花の名は蘭とミニ蘭とシクラメンとアンセリウム。学名は知らないがつぼみの数は多い。
2019年03月06日
ショートショート『地震』
3月6日
ショートショート『地震』
・大地震の 来る確率を 説明し 平然と言う 大きな被害
・科学者の 予言無視する風潮に 我ひとり泣く 先を案じて
・忘却の 彼方に消える おそれあり 語られなくば 真理でさえも
2019年03月05日
ショートショート『八十路の春』
3月5日
ショートショート『八十路の春』
・まわり道 重ねつつ来し 八十路なり 未だに見えぬ 山のいただき
・あきらめず 願いしままに 励みつつ 八十路を超えて 天を仰ぐ日
・人の世の 受けしご恩のありがたく 今日もまたゆく 次の歩みぞ
・いつまでも 地位にとらわれ 悶々と 生きるは悲し 目の前は春
・さあここで 背広ぬぎ捨てゆく如く ひとくぎりつけ 次の仕事に
・願いつつ 生きている身に 下されし 願いの筋の わが想いかな
2019年03月03日
ショートショート『師3』
3月3日
ショートショート『師3』
小兵(こひょう)とて あなどるなとは 古事にいう 肝太くして 夢大きける
師二人 ひとりは小兵 もうひとり 同じ陸士の 出身なりけり
天地(あめつち)の 戦場ゆきし 師二人 生きて帰りて つくりし日本
2019年03月02日
浮世絵
3月2日
浮世絵
世界の美術界に大きな影響を与えた浮世絵の始まりは岩佐又兵衛、菱川師宜である。世俗、風俗、浮世の有様を活写し、抽象し特異な画面構成にまとめあげていったのは日本の誇りである。歌麿1枚、東洲斎写楽3枚、春英1枚の5枚の浮世絵を額装してシェアハウスに展示する事にした。額は芹沢�げ霍イ澆箸掘⊃靴靴ぢ羯罎謀宿佞垢戮�かマットでおさえるか額縁屋と相談することとしよう。
2019年03月01日
シェアふるさと
3月1日
シェアふるさと
150年前までは日本海側は先進地域であった。それが日本国有鉄道の全国敷設と共に太平洋側の港湾が整備され、反対に日本海側の港湾は徐々にその光を失っていった。明治二年の天皇の御前会議で決定された三主要路線は京都から浜大津港までは徒歩、その後湖上は船便で長浜港までその後敦賀港までを汽車でとの案。京都―神戸港。新橋−横浜港の三路線。今、日本列島を見ると日本海側の都市で人口100万人を超えているのはゼロ。かつて朝鮮貿易、支那貿易、渤海貿易、東南アジア諸国への貿易で栄えたのはすべて日本海側の諸都市、港湾であった。そしてそれらの地域は、現在日本全体を覆う単一カラーの薄っぺらな現代文化や都市の姿ではなく、数百年数千年もの長い間栄えた本当の文化や歴史を色濃く残している。日本人の心のふるさとは日本海側の諸都市に残っていると言っても過言ではない。そこで今、太平洋側の諸都市に人口が流入し、日本全体の人口バランスが崩れている。この現状を改善する方法として、「シェアふるさと運動」を提案したい。本当の長い歴史と伝統と文化を築き上げてきた日本海側の地域を日本人の心のふるさとと位置づけようとの考えである。その第一の候補に福井県を選んだ。日本人の新しい心のふるさと「福井県」は幸福度日本一、住み易さ日本一、健康長寿日本一、世帯当たりの豊かさ日本一、教育力日本一、求人倍率日本一、神社仏閣日本一と何を指標にしてもダントツの日本一が揃ったところである。この福井県を故郷を失った現代の日本人に、自分で選べる「心のふるさと」として推薦したい。「みんなでシェアする新しいふるさと」の提案である。この提案が受け入れられ日本列島改造が急速に進むことを念じたい。