2019年06月のアーカイブ

あじさいロード

6月30日
あじさいロード
福井市の中心部に足羽山があり、市民の散策のコースのベスト。そこには赤紫、青、ピンクのあじさいの花が真っ盛り。約2万本のあじさいが植えられており、今が最高。

奥越のふところの深さ

6月29日
奥越のふところの深さ
福井県の大野市、勝山市は私が60年前に大学を卒業し福井県へ赴任し最初に担当した地域。それだけに思い出が多い。京福電車に乗り勝山まで約1時間余り、そこから大野三番まで待ち時間を含めて半時間余り。終着駅大野三番はレトロな町であった。あれから60年。大野は全くと言っていいほど変わっていない。人は変わった。しかし年老いた自分は見えないし、先輩はみな亡くなり、友人は年老いたが、町並は変わらない。山々は変わらない。人情も変わらない。60年前の雰囲気が流れている、この不思議な奥越に私の人生の最終章を捧げたいと思っている。

大野七間朝市

6月28日
大野七間朝市
ほとんど毎週大野へ通っている。今日は大野市のめいりん公民館で石塚左玄塾の会合があり、当社関係者3名出席。私達はその留守を守って大野七間通りのギャラリーgenの店番をした。付属の農産物販売所で直売も行った。遠方から十数人の方々をお迎えして楽しい歓談の一時を過ごした。大野在住の方々は地元大野のすばらしさに気付かず、遠方からの方々に教えられるのは誠に愉快だ。400年続く大野七間の朝市の繁栄に一役買おうと私達も貧者の一灯をともしている。

ショートショート「シェアふるさと」

6月26日
ショートショート「シェアふるさと」
・小京都 朝市もあり 寺町も 奥越大野 シェアふるさと
・碁盤目に 並ぶ 町屋の 面影は 京のいにしえ 伝えてはるか
・長近は 織田信長に 見い出され 大野高山 美濃生みの親
・長近は84の長寿にて 茶もたしなみし 戦国の雄
・水のまち 背割り用水 縦横に 湧き水活かし 町は安全
・8才の 幼い主 もり立てて 大野を変えた 40年で
・幕末の 激変期をば 乗り切って 天下に上げた 蘭学の旗
・鉱山は 金銀銅も 生産し 大野屋で売り まちは繁栄
・全国に 37の チェーン店 売りに売ったり 名産品を

幸運のサイクル

6月25日
幸運のサイクル
人生は幸、不幸や好調、不調が時とともにサイクルのように波のように次々とやってくる。それは確実に来ると思わなければならない。そう考えていると不幸が襲ってきてもじっと耐えつつ人事を盡して天命を待つ勇気が沸いてくる。なぜなら嵐は必ず去るのだから。すべての事象はサイクルだと達観すれば人生は面白くなる。私のサイクルも6月に入って一転して明るくなってきたようだ。世界にはトランプ旋風が吹き荒れている。G20がはじまり、日本のコーディネーターとしての役割に期待したい。

ケーキ作り

6月23日
ケーキ作り
早朝4時に起床しケーキをを作るという。あいかわらず働きものの手際の良さに見とれていると次々と4個の大型ケーキが焼き上がり、8等分して32個が完成。りんご入りとくるみ入りの2種。朝市のオープンに間に合うように直売所に並べる。さあ今日も一日、楽しい語らいの場となるよう笑顔と感謝を忘れてはなるまい。

ふるさと

6月22日
ふるさと
私は滋賀県長浜市の生まれ。長男だったが祖父(家長)や両親の特別の了解を得て、商社に入社。近江商人の町長浜で育った私は商人にあこがれていた。伊藤忠兵衛の言葉。「私は近江商人ではない。コスモポリタンだ」その言葉を天啓として貿易業務をしているという三谷商事に入社した。東に伊吹、西に琵琶と校歌に歌った長浜の「小あい」が大海をめざした。気がつけば現在の私がいる。そして東京、名古屋、京都、大阪などの大都会に住む人々がふるさとをなくして流浪の民のようによりどころをなくしているのに気付く。そんな人々に新しいふるさとを提供する仕事をしようと考えて「シェアふるさと運動」を始めた。心のふるさとをすべての日本人に、いやいや世界中の人々に提供したいと考えている。

友の母の死

6月21日
友の母の死
施設に入居中であったご高齢のお母さんが亡くなったと聞きお花をお届けした。その折に地元花垣の若主人から芋煮会の提案が出た。大野は里芋の大産地。大野七間の会場と大野阪谷の二会場に分けて、年数回行うことを提案。新しい七間朝市と阪谷スターランドの年中行事にしたい。早速実行委員会の立ち上げを求めた。友の母が残してくれた贈りものであり、合掌。

ブログの泉 勝山城博物館

6月19日
ブログの泉 勝山城博物館
GLからの高さは天守閣風建築としては日本一の高さを誇ると聞いていたので登ってみた。天守閣からの眺望は素晴らしく、白山平泉寺の旧境内がよく見える。各階とも特徴のあるコレクションが展示され興味深い。甲冑刀剣なども美しい。今井俊満画伯の日本の四季の大障壁画も見事。茶会とのことでお薄を一ぷく頂戴し大満足。建てたのは勝山大仏と同じく多田清氏。そのいわれも展示されており興味深い。平成4年の竣工パーティに招待された時の記憶がまざまざとよみがえり、一足飛びに生前の多田清氏の面影を思い浮かべた。感無量。

京都は満杯

6月18日
京都は満杯
東京も京都もインバウンドで一杯。地方へ誘導するアイデアと海外向けPRが必要。どのチャネルが有効かを検討している。地方の魅力の顕在化も必要。今成功しているのは地方の数県にまたがる観光ルートの開発だ。これを福井県内の数カ所を結ぶルートの設定に置き換えようと考えている。成功すれば大きな一歩となろう。

ウィリアム・エリオット・グリフィス

6月16日
ウィリアム・エリオット・グリフィス
明治4年3月全国に先駆けて最初に福井藩校明新館の教師に採用。お雇い外国人。廃藩置県で明治5年1月上京、大学南校で教授。石塚左玄が思想・行動に常に「科学的思考」をを持てたのはグリフィスの大きな影響。アメリカに帰ってからも日本への愛着は強く、生涯を通じて日本を愛し、日本文化に関する出版をつづけた。死の直前にも日本を再訪し、福井県民との再会を果たした人物。福井市中心部にグリフィス記念館がある。

修学旅行

6月15日
修学旅行
最近修学旅行先が変わってきている。かつては京都・奈良そしてディズニーランド・ディズニーシー。これからは地方だ。福井県が選ばれる道を探っている。伝統工芸、暮らし体験、グリンツーリズム。そして令和の時代にふさわしい修学旅行は「福井へ」と選ばれるよう努力したい。

勝山スキージャム

6月14日
勝山スキージャム
奥越の勝山市に西日本最大級のスキー場ができてはや25年。パウダースノーで有名。最長滑走距離5800mは長い。多彩な12のコースがある。周囲には福井県の新名所となった恐竜博物館があり、黒川紀章設計の建物はユニーク。中は更にビックリ、ドッキリ。子供を連れていくと必ずまた行きたがるスポット。あまりの人気に人が多すぎるのが心配。第二の博物館が隣接して出来る予定。私鉄のエチテツも予想以上の来客にうれしい悲鳴。

食料自給率

6月12日
食料自給率
日本は40%以下。イギリス71%、ドイツ97%アメリカ127%、フランス136%日米農産物輸出入についてアメリカのトランプ大統領との交渉についてこの差について議論すべきである。そして自給率向上を国だけでなくみんなで考え対策を直ちにとってほしいものだ。

食育基本法

6月11日
食育基本法
平成17年に制定された食育基本法はその前文で「食育」への重要性を指摘し、知育・徳育・体育の基礎となるべきものと位置づけている。「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践する人間を育てる「食育」を推進することを求めている。この食育基本法の精神がここ十数年間に日本全体に徐々に浸透し最近の食ブームの状況となっている。大野市阪谷を訪れたとき、「有機の里阪谷」の看板と石塚左玄が大野ゆかりの人物と紹介された。そして数多くの友人達が有機農業に取り組んでいるのを知り、有機栽培の研究に注力する契機となった。

石塚左玄の功績

6月9日
石塚左玄の功績
1、 明治29年出版の「化学的食養長寿論」の中で「食育」という言葉をはじめて使った。世界初である。
2、 海外の文物をやみくもに取り入れる風潮に反対し、日本人本来の食事、地方にはその地方の食事を大切にすることを強く主張。ミネラルのナトリウムとカリウムを重視することを求めた。
3、 食育とは家庭での食育の重要性をのべた。そして命は食にある。日本人は穀食(玄米・そば)動物であり歯・あごの形状から肉食、草食動物ではないと主張。
そして食は心と身体をつくると断言し、「食がすべてなり」と言っているのは至言である。

石塚左玄

6月8日
石塚左玄
世界で初めて食育を論じ、研究を続け、実践し続けた偉人が大野阪谷の萩ヶ野(ハンガノ)出身。今年2019年は石塚左玄没後満110年。1871年グリフィスに学び翌年東京南校でグリフィスの助手を務めた。翌年薬剤師と医師の資格取得。文部省でマルチンの助手。翌年陸軍軍医試補。1896年陸軍少将薬剤監を退職と同時に「科学的食養長寿論」を発表。石塚食療所開設。1898年「食物養生法」を発刊。1907年に食養会発足、左玄は顧問にたのまれた。幕末の偉人橋本左内の近所に住みその弟橋本綱常(陸軍軍医総監、初代日本赤十字病院院長)の引き立てを受けた。また由利公正(明治新政府財政担当)や徳川達道(徳川本家)等も支援し明治新政府の歴代要人の支援が厚かった。

シェアビジネス

6月7日
シェアビジネス
TKPがIWGの日本法人日本リージャスHDを約500億円で買収。150カ所の拠点を引き継ぐ。銀行借り入れにて。三井不動産も三菱地所もシェアオフィス・時間貸会議室を運営中。現在の10倍の出店余地ありとのこと。コインパーキングに続く新しいシェアビジネスが今、生まれつつある。

若い経営者との対談

6月5日
若い経営者との対談
だんだん身体機能のおとろえに悩まされだした。人はみな若い若いとお世辞を言うが…。そこで若い人との対談を始めようと思う。福井テレビと福井新聞のコラボで実現したいと考えている。テーマは「シェアふるさと」。幸福日本一の福井県をいかに内外にアピールするかを議論したい。

若い力

6月4日
若い力
20人の正社員と一緒に農業法人を始めた。難しいのはわかっていたが、毎月が苦労の連続。自然との闘い。都会からの移住者たちとの文化の違い。そして自分の体力の衰え。予期しなかった異常事態に戸惑っている。何よりの救いは「若い力」に気付いたことだ。思い切って若い人に任せてみようという気になった。若い人に頼るのがベストなのだ。

今生の夢

6月2日
今生の夢
死して皮を残す虎の話もあるが、私達はどうだろう。何を残せるか。私は爽やかな風を残したいと考えている。ブータンの丘に吹いているあの風だ。

ブータン

6月1日
ブータン
NPOを作って早や8年。若い人達を中心とした活動を始めるよう意見具申をした。新しく若者の参入を期待。ネットでの参加呼びかけに応じてくれる人。参加資格はブータンを愛する人?幸福を考える人?