2019年07月のアーカイブ

発信力の不足

7月31日
発信力の不足
奥越(大野勝山)は日本一世界一の土地。土地の面積は福井県全体の4分の1という大きな面積を占めている。そして風光明媚そして過疎。周りを高い山々に囲まれた桃源郷。この桃源郷を内外に発信するのが私の役目と自覚した。効果のある発信方法を教えてほしい。

中国の首都移転計画と日本

7月30日
中国の首都移転計画と日本
日本の首都が京都から東京へ変わって150年余り。そろそろ中京へ変わるべきだと私は考えている。理由は大地震(東京直下型・東南海)が起きて太平洋側が壊滅的な打撃を被ることがハッキリしているからだ。場所は日本三霊山の富士山、白山、立山を結ぶ三角地帯の真ん中に新首都を30年かけて建設するという壮大なもの。習近平さんは北京から河北省雄安特区への移転を考えているとのこと。恐らく今世紀中に成し遂げると思われる。その時トランプのUSAは落日の中に沈み、中国とインドと日本とで三極を形成しているであろう。

禅の里福井

7月28日
禅の里福井
日本の思想を確立したのは道元と大拙というと反対者がいそうだがインドから中国を経て日本へ来た仏教を日本語に書き換えた道元、そして諸々の考え方や道元の教えを忠実につないだ宝慶寺系の歴代貫主たち。そして鈴木大拙がこれを英文として天下に示した。その元が福井にある。永平寺、宝慶寺そして四高(金沢)。坐禅をはじめ諸々の修行の教えは今もなお福井の地に脈々と受け継がれている

挑戦

7月27日
挑戦
危険を顧みず失敗を恐れず一心不乱に努力すれば最後には必ず成功する。まず最初の一歩を踏み出す勇気を持とう!まず隗よりはじめよう。自主自立の気概を持ち艱難辛苦をものともせず未開の荒野を切りひらく如く一以貫之、威風堂々と進もう!耕作放棄地を宝の山にする為に文殊の智恵を。三人寄れば一人三役で十人力、一騎当千で一万倍。

夏のイベント福井城のお堀端

7月26日
夏のイベント福井城のお堀端
お堀端の二日間のイベントの売り上げ約30万円これに参加したのは会場での3人と黒子の伊藤君そしてそれを支えた全社員。ありがとう!マルセイユメロンもスイカもやまぶどう原液もみんなみんな冷たくて甘くておいしかった。さあ次は君の出番だ。グリンツーリズムのネットワークづくりをする人、ミニトマトをつくる人、アスパラを植える人、柿の手入れをする人、マイタケを売る人、ドローンの営業をする人、ウェブデザインをする人、栗林の交渉をする人、次は梨の出荷が待っている。1人3役を忘れず知恵を絞り、身体をいとわず、不撓不屈の開拓者精神を忘れず一日一日を大切に努力をつづけよう。

癒しの旅

7月24日
癒しの旅
旅は癒しを求めるもの、都会の喧騒を脱出し、大自然の懐に抱かれたい。それが旅へのいざないだ。福井は人口はブータンとほぼ同じ78万人。豊かな大自然、おいしい空気、水、食べ物に恵まれ、両白山地、野坂山地、比良山地などのゆる山に囲まれ、海岸線は長く外国人が最も喜ぶサンセットビーチが長く続いている。歴史は恐竜時代から人類が来た石器時代縄文時代の史跡が多く、継体天皇が治めた越の国の中心。その後泰澄大師の白山神社平泉寺。禅の道元。小京都のはしり朝倉五代、大野、高山、郡上八幡の城下町。そして江戸時代になると越前福井藩は尾張、紀州、水戸をはるかにしのぐ68万石の大大名としてスタート。真宗の蓮如上人は日本海の吉崎の地から北陸一円への布教を始め真宗王国を築き上げた。そんな魅力に満ちあふれた福井を旅するのは至福の一瞬だ。幸福日本一、住み易さ日本一を長く続けている福井県をじっくり味わう旅を推奨したい。

週休3日制

7月23日
週休3日制
一流企業は年間の有給休暇を計算するとだいたい週休3日制に等しい。また一方で教職員や管理職の過労死が報じられる。私は零細事業の経営をしているが、365日休みはない。毎日10時間以上働いており就寝時間は6時間。休みは車や電車の中の仮眠。しかし82才の今日まで妻や子供たちには助けられているが過労死もウツもない。ピンピンコロリとよく言われるがそれが人間として理想の生き方ではないのだろうか。若者達と熱い議論を交わしながら農業の明日を真剣に考えている。

グリーンツーリズム

7月20日
グリーンツーリズム
カリスマの話を聞こうと若い社員達に言ったら希望者がどんどん増えた。JTBの田川さんの講演会だ。「福井県がツーリズムの先頭に立つために」のテーマ。若者達の意欲がうれしい。自主自立が私の基本姿勢。それを感じ取ってくれたのか。日本農業の明日は明るい。有機農業と6次化そしてグリーンツーリズムが前提だ。

養老孟司さんの幸福論

7月19日
養老孟司さんの幸福論
ブータン王国とのご縁で養老先生とは急速に親しくなり頻繁にお会いするようになった。先生の本はよく読ませていただいているが「幸福論」が最も関心が深い。「幸福とは」は私にとっても先生にとっても大きなテーマである。それだけにハッキリと言い切ってしまうにはちゅうちょさせられる。次回にお会いした時には地方創生のための参勤交代論と幸福論のいずれかで話をしようと準備中である。

付加価値の向上

7月17日
付加価値の向上
数字をうるさく追及する経営が一般的だ。それを悪く言うつもりはないがもっと大切なことを忘れてはならない。それが真の付加価値の増加になっているかどうかだ。付加価値の向上につながらない無駄が多いからだ。その最悪の例が消費期限間近の食品の廃棄である。或いは納入検査にハネられた食品の廃棄である。天から見ればこれほどのムダはない。早急に対策をたてようと真剣に考えている。

発酵食

7月16日
発酵食
世界を見ても発酵食の歴史は古い。特に日本は温暖湿潤の気候のため古くから発酵文化が発達し、世界でも稀な食文化を形成している。日本酒、どぶろく、みりん、甘酒、みそ、醤油、酢、魚しょう、鰹節、塩干、沖漬、納豆、粕漬、奈良漬、たくあん、すぐき、各種漬物と数多い。そして醤油やみそを原料に入れるせんべい類も数多い。日本食の真髄は発酵食にあるのかも知れない。健康長寿との関係を調べたいと考えている。

オーバーツーリズム

7月14日
オーバーツーリズム
京都や金沢で起きていること。それは日本中、世界中から狭い土地へ観光客が押しよせ、騒音や混雑で魅力がなくなってしまっている。情緒やおもてなしをはじめ日本らしさを伝えるどころか悪印象を与えてしまっている。これでは早晩ほかの観光地を求めることになる。私はその受け皿が福井県だと思う。日本唯一のブータンミュージアムにいると益々そんな気持ちになる。今年中にはブータン人の福井県での在住者がますます増えて、ブータンとの交流が深まることを期待している。

年金問題

7月13日
年金問題
老後に2000万円が必要という報告書が問題になっている。年金だけではやっていけないと取られかねない。日本の年金機構の残高資産は世界で最も巨大なものでその運用が正しく行われれば未来永ごう心配はない。バブル崩壊から30年。その間の残高資産はあまり増えていない。これは資産運用のまずさに原因がある。安全性に重点を置き、資産の増加への努力を怠ってきたのが原因。これからも正常な資産運用をみんなが心がければ年金は安泰。日本は安泰。

努力すれば

7月12日
努力すれば
何事も努力が必要だ。黄金の日々を福井県民が迎えられるかどうか。それには金沢や能登が10年かけて準備した努力の足跡をたどる必要がある。努力なくして成果なし。

黄金の日々

7月10日
黄金の日々
福井県のこれからの10年間は、黄金の日々が待っている。そのキーワードは「インバウンド」。金沢の最近の3年間を調べればその理由がわかる。交通インフラの整備。そして更にタイミングのよいPR。人々の求めている宝はすべて福井にある。その宝に我々自身が気付きそれを内外に見せることで黄金の日々はやってくる。

ブータンミュージアム

7月9日
ブータンミュージアム
ブータンの国王代理として福井を訪れたダショーカルマウラと初めて会ったのは2012年3月。今から7年余り前であった。前年の11月にブータン国王ご夫妻が国賓として日本をご訪問。東北大震災とそれに続く原発事故で日本中が沈鬱な深い悲しみの中にいた時に、初々しいご夫妻がわざわざ現地を訪れ、鎮魂の祈りを捧げられた。その時外国人達は東京から脱出し関西へ移った者、帰国した者が多かった。お二人の祈りは私の心を強くゆすぶった。国王代理の許可を得て原発銀座の福井で私はブータンミュージアム設立に努力。直ちにブータンを訪問。担当大臣、博物館の正式同意を得てブータンミュージアム仮オープンしたのは8月上旬、NPOを設立し正式オープンは同年11月。発願から半年余りのことだった。今度ダショーカルマウラの育てたダショーソナムキンガさんが来福してくれた。彼は現在のブータンを背負って立つ若手のリーダー。その縁に感謝。日本唯一のブータンミュージアム常設館をこれからも守っていってほしい。

日本食

7月7日
日本食
今や世界は「食」に熱中しだしている。「食」が生の根源だからということもあるが、現在の食ブームはローマ時代を思わせる。テレビも新聞も雑誌もネットも食に関する情報で一杯。そして日本食のブームが始まろうとしている。絶好のチャンス到来。日本食をどう世界にアピールするか。それが問題だ。

食育

7月6日
食育
世界で初めて「食育」を主張したのは福井県人の石塚左玄。明治の人。橋本左内の教えを受け、その弟橋本綱常にも指導を受けた。その思想は平成に入って「食育基本法」として100年以上たってから日本の法律となった。まさに偉人。その深遠な思想を生かそうと努力中。

令名

7月5日
令名
歴代の福井商工会議所会頭の方々を五代に亘って存じ上げているが、特にその内の江守幹男さんとのおつきあいが長かった。彼の口ぐせはいつも「福井は…」「福井の…」「福井では…」とまず「福井」が話の頭にくる。福井を愛して止まなかった彼の温顔が忘れられない。

めじろ押しのイベント

7月3日
めじろ押しのイベント
今年はラグビーワールドカップ。来年は東京オリンピック、パラリンピック、30日間で100万人来日。再来年はワールドマスターズゲーム世界大会。そして4年後には北陸新幹線敦賀まで開業。中部縦貫道白鳥まで開通。6年後には大阪万博、185日、2800万人。更に3年後リニア名古屋開通。

ショートショート『もんじゅ』

7月2日
ショートショート『もんじゅ』
・いまいちど 文殊の智恵を呼び戻せ 廃炉に向かう 若者達よ
・久しぶり たづねてくれし 動燃の 友と語りぬ 新しき世を
・ふるさとは 空家ばかりと なげきつつ 対策なきか 語りあかせり
・大いなる いさおし胸に 入社せし 原子の光 今ゆらぎけり
・日本海 津波の高さ 低けれど 噴火の灰は いかに降るらん
・8号線 わが家の前を通りたる その縁たどり 北に向かいし
・北帰行 口ずさんでは ひとり旅 雪をおかして 車走らす
・未舗装の ガタガタ道を 走りつつ 思い描いたドライブウェーイ
・あれ程に 人があふれた この店に われ一人立つ 耳すましつつ
・御食国 都へつづく 塩の道 言葉の響き ひなにまれなり