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事業報告

株主の皆様へ

第14期業績のご報告を下記の通りご案内申し上げます。

第14期業績のご報告(平成21年7月1日〜平成22年6月30日)

平成 22年 9月 吉日
日本システムバンク株式会社
代表取締役社長 野坂 信嘉

 当期におけるわが国経済は、輸出・生産の回復や国内外の景気刺激策の効果で、個人消費などに持ち直しの動きがみられるものの、雇用環境の厳しさやデフレの継続で先行きの不透明感はぬぐえない状況が続きました。

 コインパーキング業界においては、政府の支援策である住宅ローンの低金利策及び減税や住宅版エコポイントなどが追い風となりマンション需要が回復するなど、不動産市況の持ち直しにより建築関連事業者の駐車場利用が回復致しました。しかし一方では駐車場の料金設定の価格競争が激しさを増しており、当社を含めた大手事業者が寡占企業となり事業者の優勝劣敗が鮮明になりつつあります。

 その様な状況の中、当社は最大の強みである「24時間365日フルメンテナンスサービス」をブラッシュアップし、お客様が安価で安全に安心して利用出来る駐車場作りを目指し、他社との差別化=高付加価値化を図りました。特に駐車場管理現場数増加に伴うサポート体制の強化、メンテナンス及びコールセンターの顧客対応力の強化を図り、ピカトロ24(遠隔監視・管理システム)の機能強化、現場情報データベースの拡充を図りました。また、駐車場の高付加価値化を図るべく、首都圏、関西圏での電子マネー対応駐車場(累計約20箇所)の開設、更には、地球環境にも優しい「パークアンドライド」型駐車場を開設するなど、企業の社会的責任(CSR)にも寄与していきたいと努力を続けております。

 その結果、当社のコインパーキング事業は、システム売上(直営)部門においては、赤字駐車場のスクラップを徹底的に行い、駐車場運営台数は前期比90%、売上高は前期比92%となりました。システム販売(外販)部門は、同業他社との差別化=高付加価値化を目指したものの、機器販売の価格競争に巻き込まれ、売上高は前期比90%となりました。また、メンテナンス部門は当社の最大の強みであり、サービス品質に磨きをかける事により、管理駐車場箇所数が大幅に増加致しました。その結果、売上高は前期比109%、管理駐車場箇所数は前期比111%、管理台数は109%と大幅に伸長し、好調を維持しております。

 分譲マンション事業につきましては、戸建志向の強い福井県にあって「免震構造」「スリーウイング型」「余裕のある屋内外の広さ」「緑と滝」など際立った存在感を示すタワーグランデCHAへの反響が引き続き多く、販売は堅調に推移致しました。

 このような状況の中、全社一丸となって努力した結果、当期における売上高は5,777,174千円(前期比5.2%減)と微減となり、創業以来初めての前年割れ(今までは毎年2桁成長を継続)となりました。しかしながら売上原価の低減と販管費の削減を行い、営業利益は321,698千円(前期比67%増)、経常利益は137,856千円(前期比556.5%増)と大幅に伸長致しました。また、100%子会社であったビュート鰍清算したことにより、同社債権に対して引当していた貸倒引当金134,630千円を戻入れし、回収できなかった債権の債務免除による損失304,809千円を計上しました。

 また、特別利益として、分譲マンション事業への補助金収入156,000千円、特別損失として、投資有価証券売却損22,355千円、投資有価証券評価損17,584千円、固定資産除却損51,879千円を計上した結果、当期純利益は1,154千円(前期比95.7%減)となりました。

 セグメント別の業績は以下の通りであります。


事 業 区 別 金額
CPシステム運営事業 2,693,028千円
CPシステム販売管理事業 1,816,045千円
プロパティマネジメント事業 316,686千円
分譲マンション事業 950,339千円
その他 1,074千円
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