省エネカーについて

平成19年2月21日
○省エネカーについて

 自動車の保有台数はこの40年以上に亘って、一度も前年を下回ったことはない。景気の変動などいかなる影響にも関係なく伸び続けてきたのである。この原因は「車の魅力」である。行動範囲を広げ、生活を変え、人間性をも変える力がある。その驚くべき成長性はいずれ全世界に「車の魅力」を普及させていくことであろう。

 そこで問題になるのはエネルギーの過剰消費である。満77歳になる義母が現役ドライバーであるのはもう常識。83歳になる知人の運転する車に乗せてもらった時は、車社会の明日の繁栄を確信することが出来た。

 しかしガソリン消費社会の大問題が目前にある。どうしたらよいのか。答えは日本人が出した。軽自動車である。いずれハイブリッドカーと軽自動車が世界を席巻することであろう。

 今、小型自動車(1500cc)と軽自動車(600cc)のとハイブリッドカーとの比較表を新車ディーラー各社に作ってもらっている。金銭面(税制、費用を含む)とCO₂排出量の対比をしてみる。このような手法はアメリカ人の得意とするところである。彼等はすぐデーターを集め、それを比較する。比較史学や学際学の発達は、アメリカ人の功績が大きい。

 省エネカーの実現については、世界中の先進諸国はもちろんのこと中国も必死であるが、日本は一歩も二歩も先を走っている。車は重すぎる。車の重量を半分にすることは難しくない。また装備が重過ぎる。スペアタイヤ、工具、灰皿などなどムダばかり多い。ショックアブソーバーやシートベルト等根本的に見直せないか。まだ車メーカーがやらねばならない事は多い。私達も使い方に工夫がいる。カーシェアリングであったり、乗合タクシーであったり、レールアンドライドなどなど。紙や竹やゴムの車も創れそうである。

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投稿者: jsb 日時: 2007年02月21日 09:00

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