京都は千年の都、福井は二千年の都

平成19年2月27日
○京都は千年の都、福井は二千年の都

 越の国といわれた、越前、越中、越後は二千年以前より栄えた国である。その都は福井。九頭竜川の中流域である。日本の天皇家の祖は神武天皇といわれ皇紀2650年が過ぎたところである。しかし大化の改新西暦645年、皇紀1290年頃より史実による正確な年号が付せられてきた。それ以前は古事記、日本書紀なども神話的表現が多い。九州の南端や九州の北端そして出雲の国と並んで越の国、東北の北端などに有力な国家が存在していたものと思われる。西洋や中国の石造文化でない日本は、木造文化の国である。これが不幸にして遺跡の存在を困難にしてしまった。しかし埋蔵物は多いはずである。宝の山は地中深く眠っている。なぜなら日本列島は世界有数の火山国であり、火山灰の堆積土が次々と層になって降り積ったはずである。その下から、今後続々と、偉大な文明の遺跡が発掘されることは間違いない。

 福井は二千年の都である。古代国家としては大和より遥か以前より栄えた地域である。卑弥呼や倭の国はどこかに議論が集中しているが、日本列島全域に小国家が早くから発達し、それが長い年月と共に中規模になり、やがて大和と合同していく。文化は海から。南から、北から。そして主として大陸から半島から入ってきた。

 最近日本は情報衛星の打上げに成功し、現在4基が地球上のあらゆる地域を写し出すことが出来るようになった。そしてH2A型ロケットの成功確率は92%となり、安定度は増した。そして衛星に関する業務が国の宇宙航空研究開発機構から三菱重工業に民間委託されることとなった。この情報衛星を使って埋蔵文化財の調査を行うことを提案したい。また環境調査にも利用の可能性は多きい。

 いつの日か、仁徳天皇陵を大きく超える巨大古墳や、古代遺跡の発見が相次ぐことを期待している。特に古代の国々にはまだ多くの謎が残されていそうである。

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投稿者: jsb 日時: 2007年02月27日 09:00

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