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スピード違反
平成19年4月26日
○スピード違反
世の中はものすごいスピードで変化し続けている。これを進歩と見るか、進化と見るか、破滅への道と見るか、さまざまな解釈が可能である。
今急激な変化の渦中にあるものの第一は人口の爆発的な増加である。急激に増加する種は、必ず滅亡するといわれている。人類の明日を心配しなければならない程、ここ100年の人口増加は異常である。まさにスピード違反の領域に入った。
またもう一つの大問題は、エネルギーの消費の増大である。これまたスピード違反である。地球温暖化の原因はエネルギーの使いすぎにあると国連が正式に認めた。エネルギー特に化石燃料の使いすぎは、大気中に多量のCO₂を排出する。このCO₂の被膜によって地球の熱の放出が妨げられ温暖化が始まった。
人類が地球上で安穏に生活できるのは10億人ともいわれている。今65億人に急増した。まだ増え続けている。日本の人口は減少を始める。先進国はみな減少中だ。しかし数多くの発展途上国が、人口を急激に増やしつつある。これを防ぐ方法は政治と宗教の領域であり、正しい啓蒙運動が必要である。
エネルギーの問題も、社会的に、国家的に、国際的に、それぞれ把えなおしていく必要がある。同時に私達の会社でも、個人生活でも把え直すことだ。リサイクル、リユース、リフォームそしてリデュース(減量)を私達1人1人が今日から実行していくべきである。
2006〜2007の国際ロータリー会長 ウィリアムB.ボイド(ニュージランド)が環境問題について言及した。「改善の実例を示し、先頭を切ろう」と。いろんな所で、いろんな人が環境問題、特に人口、エネルギーの問題を取り上げ、このスピード違反を咎めていく事を望みたい。もはや放置しておくことは、許されない。
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