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環境について
平成19年6月6日
○環境について
ロータリークラブの新年度が始まろうとしている。今年度RI会長のウィリアム・ビー・ボイトは次のようなメッセージを送ってきている。
環境というと人はそれぞれ自分なりに違った解釈をする。緑の森林、大海、草原など。また、環境保全というと人はそれぞれ、リサイクルとかエネルギー問題、産業廃棄物、ゴミ、気象の変化などを思い浮かべる。環境問題というと人はそれぞれ個人的なことというよりは、遥かに大きなもの、身近でないものとして把える傾向があり、時には非常に抽象的なものとすることがある。
しかし、私達にとって環境とは、もっと身近なものである。息をする空気、飲む水、歩いている地面であり、家であり、庭であり、地域社会であり、国であり、惑星である。遠方よりの水が水道の蛇口につながり、私達は遠方の空気を吸っている。車、煙突、発電所から排出されるものは、次世代の世界中の家族に影響を与える。環境問題はその国の問題にとどまらず、地球規模の問題なのである。気象の変化について知れば知るほど、地域的な解決方法は少ないことがわかってくる。
環境について、何をするのか、何を変えるのかを考える時、私達の決定が他の人達にも大きな影響を与えることを忘れてはならない。ロータリーで学ぶことの一つは、一人の人間でも社会を変えることが出来るということ。新聞紙やプラスチック容器のリサイクル。車に乗らず歩くこと。節水すること。それは小さなことかもしれない。しかし、ロータリアンはリーダーである。「先頭に立とう」を合言葉に、世界中の100万人を超えるロータリアンが、未来の為に率先垂範されることを祈っている。
―――――RI会長メッセージの意訳です。―――――
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