ふるさと大使

平成19年6月26日
ふるさと大使

 福井県に本籍がある人、福井県出身の人の中で政財界、言論界等で活躍されている人達に、福井県は「ふるさと大使」の称号を送り、ふるさと「福井」との関係強化に努められている。誠にすばらしい制度である。私の友人や先輩方も何人もの方々がその称号をお持ちであり、話を聞く機会が多い。

 西川知事の推す「ふるさと納税制度」もこの「ふるさと大使」と根っ子のところでつながっているように思う。大賛成である。「人生到る所に青山あり」といってみたところで、故郷への思いは万人みな共通のものである。

 私事で恐縮であるが、私は大学入学までの18年間を滋賀県長浜市で過した。旧長浜町民である。近江商人の末裔といってもよい。大学卒業後福井へ来た。以来約50年間福井を基盤として生活している。その間10年間は岐阜市、5年間は海外、5年間は首都圏に住居を移したが、仕事と生活の中心は福井であった。福井は真の第二の故郷である。

 私の所属する福井北ロータリークラブは転勤族が多い。正確なローテーションで2〜5年毎に転勤され、次の方が入会される。家族をつれてくる方、福井チョンガ等いろいろである。短い期間で、福井という保守的な天地の狭い市場で、苦労されている姿を見ていると、何か私にもお手伝いが出来ないかと常に考えてしまう。

 縁あって福井へ来て、福井で楽しく過す人生と、福井なんてなどと考えてマイナス指向となる人生といろいろである。福井へ来た人が、福井で過した数年間を、自分の人生の華として、キラリと光るすばらしい思い出として、生涯思い出してくれたら、こんなすばらしいことはない。「ふるさと大使」の発想を逆にして、福井で活躍した人達が東京や名古屋、京阪神へ転勤して、福井のよさ、すばらしさを知人友人に伝えてくれたらすばらしいことである。

 とりあえず「善は急げ」とばかりに、10人程の方々に声をかけている。7月中に準備会を立ち上げて、秋に発会式を行いたい。報道、金融機関を中心に原発関係者をあわせると数百人ものそうそうたるメンバーが福井で寂しい生活を送っているとのことである。「福井は日本一だ」と言っている福井県民として、この方々の応援団となって美しい思い出を共に作る努力をしたい。

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投稿者: jsb 日時: 2007年06月26日 09:00

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