笑いの効用

平成19年11月9日
笑いの効用

 「笑い」の科学的な研究が進んでいる。笑いの効用についてよく考える。夜に寝室で1人で笑ってみる。悪い気はしない。ついつい暗くなりがちな気分の時に、無理をして笑顔を作ってみる。散歩をしている時、その笑顔で歩いていると、すれ違う人が会釈してくれる。つい嬉しくなって本当に笑ってしまう。

 「笑い」は私の心を常に前向きにする効用がある。こんな力を与えてくれるものは他にない。そして笑うことには何のコストもかからない。

 また「笑い」は私の身体にもよいという。健康増進に役立つというのだ。万病に効く薬だという。健康保険制度が破綻しそうな時に、これは朗報である。大いに笑顔をふりまいてお互いが健康で長寿を満喫しようではないか。

 私の会社の壁に張ってある標語に「あなたの笑顔が一番美しい」とある。かつて男は力仕事をしている姿が美しいといわれた。真剣に働く姿を美しいと評価したのである。かつて女性は愛嬌が大事といわれた。「男は度胸、女は愛嬌」から来ている。現代は男女について差別をすることに異を唱えるようになってきた。M的女性が増え、F的男性が増えてきたせいであろう。だから男女の差なく「笑顔が一番美しい」ということにしている。事実だ。

 笑顔はまわりを幸せにする。笑い声の絶えない職場ほど活気がある所はない。家庭でも同様である。古来より「笑う門には福来る」といわれている。どんなに貧しい家庭でも笑い声に包まれた家庭であれば、子は立派に育つ。

 私の会社では古いビルをリニューアルして再生して活用する仕事をしている。「もったいない哲学」の実践である。古いビルでは日々のお掃除が美しさを保つ為に特に重要である。社員が交代で掃除している小さいビルと、専門の人を雇っている大きなビルとがある。明るく元気に笑顔がいっぱいでお掃除している人を見ると、本当に頭がさがる。心から「ありがとう」の言葉が出てくる。立派な人だと実感が湧いてくる。嬉しくなって私も笑顔になっている。禅の大師が「何もすることがなかったので一日座って笑っていました」という言葉を私は忘れたことがない。

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投稿者: jsb 日時: 2007年11月09日 09:00

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