究極のエネルギー

平成20年7月18日
究極のエネルギー

 太陽系の惑星群に与えられたエネルギーは太陽光エネルギー、太陽熱エネルギーに尽きる。それは環境に優しく、太古の昔より人類をはじめ生けとし生けるものが活用してきたものだ。ところがここ100年程の間に、人類は化石燃料に傾斜し、地球環境の悪化を作り出してしまった。今ではもう元に戻れない。太陽光や太陽熱のエネルギーが少なくとも全必要エネルギーの半分をこえる所までいくまでに、私達人類は「つなぎエネルギー」に頼らざるを得ない。そのエネルギー源は何か。安全で安価で安心して使えるものは何であろうか。

 今のところその「つなぎ役」を果たしてくれそうなのが「原子力発電」である。世界中で原発が最も多いのがアメリカ103基、日本69基(建設中計画中14基を含む)、フランス60基(同1基を含む)、ロシア36基(同9基を含む)、韓国28基(同8基を含む)、イギリス19基、中国19基(同10基を含む)、カナダ18基、ドイツ17基と続く。

 日本はアメリカについで世界第2位の原発国である。そして東芝、日立、三菱が原発メーカーと手を組んで技術的にも世界をリード出来る体制が整いつつある。そして前記の通り、日本をはじめ、日本をとりまくロシア、韓国、中国は、近い将来の原発計画で世界でも突出して多い。原子力発電が近い将来、日本の外交、経済に大きなウェイトを占めることになる。

 日本の国内の原発を見ると福井県が14基でナンバーワン。福島県が10基、新潟県が7基、静岡県5基、佐賀県4基、宮城県3基、愛媛県3基、北海道3基、島根県3基、石川県2基と続く。全部で16市町村にまたがっている。特に福井県は4市町村に分かれ、原発銀座という程並んでいる。この集中度が高い福井県において民間主導で「原発と環境」についての講演会を定期的に開催したい。その第1回目を7月19日(土曜日)午後2時から福井市のJR福井駅前エコライフプラザ4階で開く。多くの熱い議論があることを期待している。

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投稿者: jsb 日時: 2008年07月18日 09:00

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