エコシティを目指して

平成22年6月29日
エコシティを目指して
APECのエネルギー担当相会議が福井市で開催された。21ヶ国の代表達が福井県の県都福井に集い、福井宣言をまとめて国際会議は無事終了した。
その宣言の中で合意されているものの中に、20ヶ所のエコシティを創ろうという項目がある。21ヶ国中、20ヶ所というのは日本を除く各参加国に1ヶ所ずつということであろうか。私はAPECの正式の指定や認可を受けなくてもよいから、福井市や敦賀市或いは越前市などは「エコシティ宣言」を行い、2050年頃までにマイナス80%の目標を掲げて努力していくと世界でも有名なエコ県が出現することになるのではないかと考えている。
 エコシティはどのようなコンセプトを持つべきであろうか。今はまだ明確なビジョンが決定しているわけではない。逆に福井市で「エコシティ」はこうあるべきだという主張を掲げて、エコシティ宣言をするとよい。APEC会議では、低炭素社会実現の為の諸技術を導入し、「エネルギー効率改善」「化石エネルギー使用制限」「エネルギー使用節約」を先進的に実施するエコシティプロジェクトを推進しようとしている。
福井のエコシティ宣言をする骨子は
1.原子力発電のトップランナーとして原子力パワーを活用する特区申請をする。
2.原子力研究のメッカとして世界中から研究者を集める。
3.充電インフラシステムを市内に配置し、EV、PHEVの普及のモデル地区とする。
4.歴史と文化、芸術の里そして自然豊かな福井をPRするため、エコ、グリーンツーリズムに投資し、世界中から観光客、見学者を集める。
5.大学連携の目玉にエコグリーンツーリズムコースを導入、世界から学生、
研究者を集める。
6.市内の中心部にある融雪装置を夏場でも活用し、「打ち水効果」を求めて、昼や夕方に撒水し、都市のヒートアイランド現象を解消し全国モデルとする。
7.街の街路樹や空地に大木を植えて足羽三山と一体となった緑のガーデンシティを創る。


投稿者: jsb 日時: 2010年06月29日 10:15

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