省エネ

平成22年7月5日
省エネ

21世紀の先進国のあるべき姿は、「省エネ」である。途上国がエネルギー消費を高めてくるのは、必然であり、バランスをとる意味でも、私達は省エネに今まで以上の努力をしていかなければならない。特にエネルギー消費大国アメリカの省エネが求められている。
省エネは、省エネ設備を設置したり、効率のよい新型の省エネ家電へ買い換えをすすめることにより、達成することができる。家電王国日本は、エコポイント政策によりこれが順調に進んでいる。またエコカーへの乗換えに25万円/台の助成金が出ることになり、買換えが大きく進展している。
照明を暗くしたり、白熱電球から蛍光灯やLED照明にかえる動きも早々と進んでいる。白熱電球の生産中止を表明した東芝は「日本で最初に白熱電球を作った私達が白熱電球の生産をやめることを宣言します」とPRしている。
住宅の改造にも大きな期待がかかっている。特に断熱材(2cm〜10cm)の普及には、並々ならぬ力を入れつつあり、エコポイント政策の中心である。ペアガラスの採用、二重サッシの採用にも補助金制度があり、断熱材と併せて省エネ住宅の両横綱となっている。
スマートメーターの新規採用は、単なる節約にとどまらず、エネルギー使用状況の「見える化」による精神的な省エネ策をすすめるものである。また供給側と需要側を結びつけることにより、供給サイドへの情報提供が進むので、供給サイドが最適な方法で供給することを可能にしている。
私達消費サイドができる省エネ対策は省エネ器具の買換えをはじめ幅広いものが可能になり、その効果も侮れない。何ができるかを真剣に考え、それを一つずつ実行していくことで地球が救われるのである。省エネは「もったいない」の精神こそ、唯一、最大の効果をもたらすであろう。

投稿者: jsb 日時: 2010年07月05日 10:11

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