洋上風力発電

23年6月7日(火)

洋上風力発電
鹿児灘の太平洋上に、7基の大型風力発電機が昨年6月に運転を開始した。発電量は合計1.4万KW時である。来年更に8基を増設、更に沖合500mから4kmの間に100基の建設を政府等と協議している。完成時には50万KW〜100万KWの国内初の風力発電所になる。日本の沿岸の水深200m以下の風力発電の可能性は約12億KW(原発100万KW級の約450基分に相当、新エネ産業技術機構試算)と莫大な可能性を秘めている。
 現在この風力発電所を運用しているのはウィンド・パワー・いばらき(水戸市、小松崎衛社長)で、発電コストは、1KW当り10円程度と、火力や原子力並の優れものである。ちなみに太陽光発電は40〜50円とかなり高いので、風力発電、特に洋上風力発電が議論されることになろう。ウィンド・パワー・いばらきは私が以前勤務していた三谷商事が出資しており、大きな夢を感じさせる事業である。今後の展開を期待して見守っていきたい。

投稿者: jsb 日時: 2011年06月07日 17:29

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