原子力平和利用

6月16日
原子力平和利用
電力業界への風当たりがキツイ。今迄指摘されなかったことも次々と問題化し、その対応は大変だ。私の会社は原発県といわれる福井県に本社を持っているので、原子力平和利用については格別の思い入れがある。同時に原発のトラブル・事故にはより一層の重大な関心を持っている。福井県では原発誕生の数十年前から県民あげてこれに興味を持ち、種々の対策を要求してきた。その為、幸いにも大きな事故もなく、今日を迎えている。福島県の事故は私達にとっては身近な事故である。即対応をせまられるものであり、県内原発ではほとんど対策は完了している。更に大切なことは折角、永年とりくんできた原子力の平和利用の明日である。原発存続をめぐる不毛の議論にとらわれて、この平和利用が等閑に付されている。誠に遺憾である。

投稿者: jsb 日時: 2013年06月16日 10:13

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