経営のものさし

7月20日
経営のものさし
学生時代の長期休暇は税理士事務所で研修した。専攻が経済学部だったこともあり、経理、税務に弱かったので、それをカバーしようと考えたからだ。しかし「能ある鷹は爪をかくす」という。経理は決して強くないという自覚を常に持つようにした。今でも毎週のように税理士や会計士に質問している。私の経営のものさしは三つある。現金主義が第一。だから現在現預金高を毎月子会社も含めて質問し、少なすぎると注意している。二つ目は売掛金の回転期間と長期未回収金のチェックである。反対に当月売上当月回収を奨励している。更に三つ目はフリーキャッシュフローである。この最大化が経営の自由度を増してくれる。私の会社は福井県下の企業の中で昨年度のフリーキャッシュフローの絶対額がベストテンにランクされた。年商がたかだか60億程度の小さな会社にとっては、誠に名誉なことといわねばならない。各会社が手元流動性の増加に真剣に取組んでいる中での思わぬ快挙であった。今後共この傾向をつづけていくよう、各子会社に指導をつづけていきたい。

投稿者: jsb 日時: 2013年07月20日 11:48

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