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平和のための連携
7月15日
平和のための連携
中国とベトナム・フィリピン・日本との小ぜりあいが続いている。海洋進出をめざす中国の資源獲得政策が及ぼす営業が大きな問題の芽をはらんでいる。ロシアのクリミア半島の侵攻・合併も20世紀前半の植民地獲得競争を思い出させる。恫喝されてベトナムはなお反発を強めることと思われるが、軍拡競争に巻き込まれるおそれがある。平和への道は連携・連帯にある。現在の拒否権が一部の国に認められている異常な国連の常任理事国体制を改めて、新しい国連の下に世界各国が民族自決の原則にのっとり、連携・連帯していくことを望みたい。ソビエト連邦が崩壊したように、ロシアも中国もそしてアメリカも含めて元の国の姿に戻り、大国意識から脱却して、世界全体の人類発展のために協力しあってほしいものである。
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