ギブアンドテイク

5月3日
ギブアンドテイク
アダムグラントの本を読んだ。ペンシルベニア大学のウォートン校の教授である。この主題は哲学の古くも新しいものである。ロータリークラブの綱領にものったことがある。仏教でも無私の奉仕を理想としている。グラントは同大学史上最年少で終身教授に就任したという英才である。彼の説はギバーとテイカーともう一つマッチャーと名付けるバランスをとる中間の人をつくる。この三タイプに分類して、成功不成功、損得、有意義かどうかを考察している。欧米ではギバーのパフォーマンスが最悪だと思われているようだが日本ではギバーは人間の理想の姿として既に常識の域に入っている。「幸福の形」というブータンミュージアムでの企画展でも触れているが、ブータンでも日本でもギバー(与えつづける人)が最も幸福だと教えている。堅固な信念を持ってギバーとして生きていきたいものである。

投稿者: jsb 日時: 2016年05月03日 09:04

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