雪をおかして咲く寒梅

2月19日
雪をおかして咲く寒梅
新島襄の漢詩である。厳冬の朝、梅のつぼみがふくらみ、春の気配を感じ力強く咲きそめる姿を表している。思うだけで力が沸いてくる。新島襄の「三本に折れた杖」そして森有礼からの官学校教師への就任を拒み通して、仏教の都、京都の地で同志社大学の設立に邁進した。「三本の杖」事件の後、東京へ去った熊本バンドの連中が生涯新島先生を慕ったこと、特に徳富蘇峰は生涯の師として新島先生を崇めていた。私は蘇峰の晩年、同志社大学の構内で若生寺の墓地へ参拝したいと言う蘇峰先生をの姿を拝した。そして彼の肉声のテープを聞いて同志社への思いを深めた。青春時代の貴い思い出である。

投稿者: jsb 日時: 2019年02月19日 09:10

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