漆の里

2月24日
漆の里
福井県鯖江市河和田地区は1500年前から続く漆の里である。漆の木に特別の鎌で切り目をつけて漆を取り出す。その鎌を作る人や、漆器の下地の椀や板、箱、膳などの木工細工を作る人、そして漆塗りを生業とする人が住む地区が近くに点在し、日本一の生産地となっている。ブータンの交換留学生として、ブータンの漆の先生を招いて漆の里で約4ヶ月間男女の2名が研修した。土田理事長と福井県の支援の成果である。私はこの漆の里の木工芸の可能性に大きな期待をかけている。木工の技術を習得するのは私達の幼少時の大切な授業であった。木工は無から有を生み出すもので、その可能性は無限に広がる。木工は幼稚園の子供や老人ホームにも使える教育素材である。

投稿者: jsb 日時: 2019年02月24日 09:01

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://119.245.185.34/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/4177

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)