『少子高齢時代の到来は必然か』

平成18年6月7日
○『少子高齢時代の到来は必然か』

 まず少子高齢時代を迎えつつある今日の実情を正確に把握しておく必要がある。

 「少子」の傾向は、統計によっても、自分達の過去をふりかえっても、保育園や幼稚園、学校を訪れても、明らかな現実である。理由は結婚する人の晩婚化が進んでいる事、結婚する人が減少している事である。即ち子を生む母体の総数の純減が問題となる。25歳から35歳までの母親の総数が減少しつつあるのである。「高齢」の傾向はもっとはっきりしている。年々平均寿命は伸び続けている。高齢化のスピードは史上初といわれる程に進んでいる。しかしすべての高齢者が、そのまま生き続けるわけではない。高齢者の死亡は年々急増している。これは「少子」即ち新生児誕生の減少数を、遥かに上回る数字で高齢者の死亡による人口減少が起きている。

 「少子」といい、「高齢死亡の増加」といい、日本の人口減の要因は、非常にハッキリとその方向を示しているように思われる。例をアメリカにとると、アメリカの現状も、ヨーロッパと大同小異で人口減が底流にある。しかし人口減を上回るスピードでヒスパニック系、アジア系の人口の流入が著しい。日本では移民の受入れが非常に難しいが、外国人留学生や研修生の受入れは可成り進んでいる。近い将来、正しい法整備のもと、外国人の受入れが進み、新しい21世紀の日本が誕生するように思われる。

 私の会社では、今から「国籍による差別はしない」との原則を内外に公言している。

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投稿者: jsb 日時: 2006年06月07日 09:01

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