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2006年06月06日
『少子高齢化時代の結婚式』
平成１８年６月６日
○『少子高齢化時代の結婚式』
結婚の魅力が云々される不思議な社会現象がおきている。それは間違った教育のなせるわざである。男女平等社会は当然であるが、結婚をしないで一生を送るというのは、誠に困ったことになる。政府も特別大臣まで作って少子化対策に取り組んでいるが、その効果たるや誠に心細い限りである。
そもそも子供を作るというのは、動物の本能である。その本能を妨げる何かがあるということだ。その障害物を取り除いてやることが大切である。その第一は正しい家庭生活の躾である。三代同居の家庭では無言の裡に実行された躾が、鍵っ子では誰も教えられない。その為の施設作り、仕組み作り（これを私はシステム化という）が必要。
その二つ目は、結婚式をもと通り華やかなものにして（地味婚はダメ）、数多くの未婚の友人を集め、独身者に交際のキッカケ作りをすることだ。福井県は昨年度、全国で出生率が唯一増加している県である。福井の結婚式は豪華である。５０〜１００人の友人、知人、親戚が集い、一生一度の盛大な式が催される。神式、仏式、キリスト式が、見事に混在して、まるで芸術品を見るような日本独特の盛典である。この結婚式の華やかさも、交際の機会増大と共に「花嫁」になりないという夢を大きくしているのかも知れない。
その三つ目は、結婚後の経済的な心配をなくす基盤作りである。福井県の共働き率�癸院⊇�性就労率�癸院△汎�きものの女性が多い。またその職場が確保されている。このことが結婚する二人を無言のうちに支援することになる。私の会社を例にとると、育児休暇は本人申告通り、その為の配転なし。男女差別なし。近々中に託児所を社内に作るか、補助制度をスタートさせたいと考えている。
子供は社会の宝である。すべての人々が、幼い命を大切に守り育てていく社会を、一日も早く取り戻したいと考えている。自分の子や孫を思えば、他人の子や孫の幼い命を守ること、育てることは、私達の生き甲斐に通ずる。
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