水について

平成18年7月18日
○水について

 地球は「水の惑星」といわれる。人間の身体の半分以上は「水」である。私達は水なくして、命を保つことは出来ない。誕生したばかりの赤ん坊は80%が水といわれる。小学生は70%、だんだん年をとるにつれて、身体の水分は減少していく。定年を迎える頃には、もう50%程度に減ってしまう。言い換えると人間は、身体の水分が減っていくことが老化につながることになる。身体の水分を保つ工夫をすることで「健康と長寿」が期待できる。

 日本の長寿地域といわれる、福井県、長野県、沖縄県、静岡県は名水が多い。私は友人が水に関係する仕事をしていたので、若い頃に水に関心を持った。定年を迎えたら「水ビジネス」に取り組みたいと彼は言った。もう30年程以前の話である。それ以来水に興味を持った。私の生家は小川に面している。その川のそばに父が井戸を掘った。水道のない頃である。鉄分を含んだ水ではあったが、地下深くから自噴してくる水は夏は冷たく、冬は暖かく感ずる。

 日本全国を仕事で訪問するたびに、その土地の水を検証するのが習慣になった。そして遂に「飲める温泉水」を発見した。早速大学や試験場、研究機関と協力してこの温泉水の効能についての研究を開始した。クラスターの小さいこと。アルカリ性であること。脂肪や油を溶かす乳化作用のあること。酸化を遅らせる能力を持っていること等々いろんな発見があった。更にこれを実証し、科学的なデータを長期間に亘って収集する為の実験に入ることとした。

 「水」は不思議なものだ。私達はもっともっと「水」について知らねばならない。「生涯の最後の仕事として水ビジネスをやりたい」と言った友の言葉をもう一度反芻している。

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投稿者: jsb 日時: 2006年07月18日 14:30

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