刺身と寿司

平成20年8月1日
刺身と寿司

 立食パーティに招待されたり、ホテルのバイキング形式の食事をとる機会が増えた。そこでいつも同じことが起きる。行列が出来る人気ナンバーワンのコーナーは「刺身」と「寿司」のコーナーである。いつも同じである。そして一番最初に品切れになる。日本人の鮮魚好きを表している。

 日本は世界一の長寿国である。その理由の第一が日本食にあるといわれている。特に魚貝類、海藻類を多くとることによって、健康長寿が維持されているようだ。青もの、光りものといわれるイワシ、サンマ、サバなどは、現代人にとって、なくてはならないものなのである。

 世界中で一番魚を食べる哺乳類は鯨だそうである。その次が日本人といわれている。しかし日本食ブームが普及してきたので、今に世界中の人々が魚を食べることと思われる。ただでさえ漁獲量が減ってきているのに、魚を食べる人が増える時代になってきたのである。

 漁業も世界各地へ出かけて魚をとってくる遠洋漁業から、海岸線で養殖する養殖漁業に変りつつある。狩猟型の漁業から農耕型の漁業への転換なのである。いま、デジタル地球儀というNASAからの情報提供を受けている地球儀を私のいるビルの2階に常時展示している。その地球儀を見ると世界中で漁をしている船のあかりを見ることが出来る。その船団の殆んどが日本のものである。海の幸を日本人が独占することは許されない。一日も早く近海での漁業の育成が望まれる。おいしい刺身や寿司がいつまでも食べられるように知恵を絞らねばならないようだ。それは海洋牧場か洋上養魚場のような新しいコンセプトを作ることである。

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投稿者: jsb 日時: 2008年08月01日 09:00

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