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企業文化
平成20年11月4日
企業文化
13年前私が59歳で創業した理由の第一は、生涯現役で働ける受皿を自分の力で築こうとしたことである。どこかに再就職しても「生涯現役」は難しい。そこで理想の実現のために起業したのである。理由の第二は企業文化である。ユニークな企業文化を持った会社を作りたいと考えた。私の夢を実現する為の「夢への挑戦」であった。
CSR活動と銘打って種々の文化活動、ボランティア活動、啓蒙活動を行っている。監査法人にいわせると「何をしている会社かよくわからない」ということになる。主力は90%以上はコインパーキングという電子機器の製販と管理業務である。しかし、残りの10%は多彩な事業に見えるらしい。根本に流れるのは「勿体無い思想」に裏打ちされた資産の有効活用である。それに文化的ないろどりをつけると多彩に見えるのであろうか。工芸、絵画、書道、音楽、彫刻等私達をとりまく作家、芸術家は多い。そして諸先生方は殆んど地元福井在住の方々である。それは地域のために働くという私の夢の大切な部分をなしている。
北陸で中古物件の駅前周辺の空ビルが売りに出た。ここ4、5年の間にこれ等を購入し、リニューアルし、テナントを募集し、地域の賑わいを取り戻す地道な努力をしている。地元の商店街の皆さんの協力をいただきながら行っている。
企業の目的は雇用創出、利益確保による納税そして地域貢献である。それと同時に、企業文化を作り出し、それが地域に根ざした新しい文化の創造につながればこれ程うれしいことはない。福井のえきまえで「デジタル地球大学」や「フェニックス研究会」を開催して早や3、4年になる。毎月開催し無料で公開している。近々中これをインターネットで映像で世界に供給しようと考えている。そして地元の各大学の学生達とえきまえサテライト教室やホール、展示場を作っていきたい。世界情勢は誠に厳しいものがあるが、こんな時こそなお明るい夢、明日への希望を高く掲げて努力するところに喜びがあると信ずる。
企業の中の遺伝子のようなもの、企業の中に組み込まれた企業文化、それは私達のスローガン「喜びの種、幸せの種を蒔こう」に相通じるものなのである。
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はじめまして、ランキングからきました。
上田と申します。
同じ北陸の方のブログがあり、びっくりしました。
『、こんな時こそなお明るい夢、
明日への希望を高く掲げて努力するところに喜びがあると信ずる。』
とありますが、心からそうだなーと思いました。
私は昔、うつ病で引きこもってなにもせず、いつも死ぬことばかり考えておりました。
いろいろな出会い、きっかけがあり、今は脱出できたのですが、
希望をもって前進、向上する日々にこそ、真の人生の喜びがあるように思います。
この記事からの展開がとても楽しみですので、また時間をつくって訪問したいと思います。
ありがとうございました。
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投稿者 上田真司 | 2010年02月11日 07:48
上田真司 様
うつ病はこわいですね。目の前の現実を地獄と思えば地獄です。極楽と思えば極楽です。同じことなら、毎日を極楽と思って、明るく元気に暮らしましょう。苦しいということは、それだけ人生を深く味わっているのです。行動する、外へ出ることから世界が変わりますね。勇気を出して可能性に挑戦しましょう。
2010年2月26日
野坂 弦司
投稿者 野坂 弦司 | 2010年02月26日 16:29