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101才の健康法
平成21年1月9日
101才の健康法
福井市の山間部にあたる美山町に在住の洋画家豊田三郎画伯の自宅を訪問し、101歳という高齢にもかかわらず、今なお創作意欲を失わない秘訣を教えていただいた。
まず声の大きいこと、身ぶり手ぶりの大きいことに驚かされた。顔の色つやといい、話の内容も全く年齢を感じさせない迫力に満ちている。しばらく芸術談義に花を咲かせた後、101歳になってもこれ程の元気を維持している「101歳の健康法」をたずねてみた。そして大変参考になる、興味深い内容であったのでここに記しておくことにした。
「101歳の健康法」
1.起床後の自己流の柔軟体操をずっと続けている。
2.血流をよくする為のマッサージや指圧をずっと続けている。
3.食事は1日2回。酒・タバコはやらない。
4.何でも自分でやる。
5.絵の道一筋に生きている。
地元の新聞社の記者が帰ったあと、1時間以上の長いあいだ熱弁を聞いて、圧倒される思いであった。帰りには足が多少不自由な中を玄関を出て外まで見送っていただいた。私は72歳になろうとしているが、30歳もの年齢差を全く感じない力強さである。一芸に秀でた人、一芸を極めた人は、私達凡人とは違うことを気付かされた一日となった。101歳まで30年もあると思うと、これからまだまだ新ししことに挑戦できると意を強くした。健康に感謝しつつ、更に一歩を踏み出す勇気を失いたくないものである。
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