キッズグローブ(デジタル地球大学)

平成21年7月1日
キッズグローブ(デジタル地球大学)

先日のキッズグローブは、約20名の子供達や、つきそいの大人もまじって賑やかな勉強会となった。例月の通り、実際の地球の約1,200万分の1の大きさの地球儀(直径約1.0m)を教材として、「雨」や「水」についての話となった。エジプトのサハラ砂漠では殆ど雨が降っていない。反対に日本列島は、ヒマラヤ山脈より発するモンスーン地帯の東端に位置しており、雨が多い。水の惑星といわれる地球でも、「水」はすべての国々に平等に与えられるものではない。石油や鉱物資源の乏しい日本ではあるが、生存するために最も必要な「水」は世界一豊富である。この大切で貴重な「水」の活用をもっと考えなければならない。
この地球儀上でみると、ヒマラヤ山脈の高さは1mmもない。海の深さも、海溝でさ、1mm程度の深さである。空気の層も、薄い膜のようなものである。そう考えると、地球環境の脆さに気付かざるを得ない。大切にしなければとつくづく思う。
子供達は、アテンダントの話に夢中で、どんどん積極的に参加して意見を言っていた。ハイハイと元気に手を上げていたのが印象に残った。省エネについての勉強の機会が増えつつある。子供達に、このような勉強会を通して、省エネルギーの必要性を更に知ってもらうよう努力していきたい。参加したすべての子供達は、親や家族と一緒であった。親子の省エネ教室である。和気藹々の勉強会となった。この教室を始めた約3年前の、初台アテンダント奥村女史が、壽退社し、今回から二代目アテンダント岩本女史の初舞台であった。堂々とした態度、上手に準備された小道具、そして巧みな構成、すべてに満足した一時間であった。

投稿者: jsb 日時: 2009年07月01日 16:12

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