フラット35S

23年8月31日(水)
フラット35S

住宅マンション市場は厳しい情況が続いていたが、最近になって、最低ラインから少し動き出したようである。というのは長期間固定金利の住宅ローンの枠が一杯になりそうだとのことで、今年一杯の期限だったのが9月末日で申込受付が完了となる。通常金利より1%も安く借入できるので希望者が多かったという。私達のように、営業の第一線でお客様と対話していると、景気がよくなったとか、購買意欲が出てきたとか、ローンの申込が増加したとかのような明るい兆は全く感じられない。恐らく東京をはじめ大都会での動きが出始めたのであろう。その動きが地方へ来るにはまだ2、3年はかかることと思われる。それ迄に辛抱だ。
フラット35Sの「フラット」は借入時から一定期間(例最初の10年間など)は固定金利であり、その後も少し利率は上るが固定金利なので人生設計がしやすいという利点がある。「35」は最長35年間の長期ローンが可能であるということ。「S」は耐震、免震などの優良住宅マンションの場合優遇措置があるという意味。現在の金利水準は、一般借入の場合と比較すると「フラット35S」の場合約1%は安く借りられる。申込期限の9月末日が迫ってきて、お客様よりも、私達の方がヤキモキしている。9月末日契約の場合と、10月に入ってからの契約では、例えば3,000万円のマンションの場合、約220万円もの差が出てしまう。いかに金利が大きい影響を与えてしまうかを痛感している昨今である。

投稿者: jsb 日時: 2011年08月31日 11:22

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