3.11の日本人の為に祈るブータン人

10月4日
3.11の日本人の為に祈るブータン人
神社やお寺で私達は何を祈っているのか。ほとんどの人は自分に関することを祈るのが多い。合格祈願や健康長寿、事業の成功などが多い。家族のこと、自分の会社のこともあるであろう。しかし国家のこと、或いは全くの他人の為に祈る人は少ない。
ブータンを訪れて驚いたのは、自分の為に祈る人はいないと教えられた。そして昨年の3.11の日本の災害の復興の為に、ブータンの人々が東方の日本の方向に向かって被災者のために祈るというのである。そのことをさりげなくいったブータン人が私には神か仏に見えた。
ブータンの人々は信仰深い。仏教が国教として定着し、生活に深く入りこんでいる。観光スポットは山と川、森を除くとすべてが仏教施設である。仏と共に生きていると信じられている。来世を信じ、転回輪廻を信じて明るく生きているブータンの人々が、幸福だと考えているのに何の不思議があろうか。

投稿者: jsb 日時: 2012年10月04日 10:17

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