人口爆発

10月24日
人口爆発
1972年の世界の人口は、35億人(ユネスコ発表)であった。2010年には倍の70億人になるとユネスコは予想した。実際は2012年に70億人を突破した。僅か40年で地球上に2倍の人間が住むことになった。人口問題が最も重要である。その事を正面から論じることがあまり少ない。2050年過には140億人に増える可能性がある。気候変動、資源枯渇、食料、水など多くの悩ましい問題の根本はこの人口問題である。ローマクラブ(1968年設立)の推計によると、世界人口のピークは2030年としていたが、少し怪しくなってきた。人口を抑制するものは、まず水と食料、そして環境である。人間は工夫をしたり、移動をするのでピークは少し遅れるであろう。いずれにしても2030年前後には、各国の人口問題を原因とする紛争が多発する。これを防ぐのは人間の英知である。人間の英知は「教育」を生み、教育は人口増に歯止めをかける。豊かさへの欲望が性欲への自制を生む。紛争を制止できるのは平和への希求の強さである。紛争の多発は同時に平和への希求を本能的に求めていく。人口減少社会の到来をなげく傾向が強いが、日本のあるべき姿は、先進国のあるべき姿は、人口減少社会をいかにキッチリと確立していくかである。人口爆発という人類滅亡の流れを止めるのは、それしかない。

投稿者: jsb 日時: 2013年10月24日 13:10

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