150周年

2月18日
150周年
同志社は2025年に創立150年を迎える。あと11年である。私学であるから、助成金が国立大の数十分の一しか支給されていない。例えば東京大学の年間予算が2000億円に対して同志社大学は400億円である。この400億円を私学は殆ど自力で稼ぎ出す必要がある。勿論東大には医学部があり、同志社大にはそれがないので一概に比較は難しいが、資金的に不利であることに異論はない。しかし東京大学にはない地の利もある。京都の中心に位置しているので、京都は世界的に見ても知名度に遜色はない。逆に伝統文化で東京を遥かに凌駕している。また教師、学生の語学力では東京大学を超えている。東京に比較して京都は人口の一割が学生で町全体が大学の町である。そして京都には20年前から在京全大学が加入する大学連携が行われ、大きな成果を挙げている。この大学連携のリーダーとして、また関西私学のリーダーとして、グローバル時代に更なる成長を期待したい。基金の3兆円を集めようとの呼びかけは不可能に思う人が多いが、数十年間に亘って組織的に積立をしていけば出来る。全校友、OB企業、篤志家等の賛同を得られれば、日本初の巨大基金が出来上がるであろう。井上礼之校友会長の組織を運営する非凡な経営能力に大いに期待している。

投稿者: jsb 日時: 2014年02月18日 15:56

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