観光客ふえている

2月5日
観光客ふえている
ビジットジャパンの効果が顕著となってきた。私達のミュージアムへも時々外人客が訪れる。新聞発表によると、昨年の日本への観光客は1,000万人を超えたとのこと。大きな経済効果を上げた。同時に和の文化の紹介にも大いに役立ったことと思われる。
その内訳が面白い。第1位が韓国227万人、続いて台湾207万人と全体の43%を占めている。いかに両国の人々が日本に興味を持っているかを如実に表している。両国へのアピールが今後共重要。また同じ傾向がアジア全体に対しても同様である。アジア(オーストラリアの21万人を除く)からの観光客は730万人で全体の73%を占める。まさに日本はアジアの一員である。かつてトップの座を占めたアメリカからは73万人とほぼ香港よりの客と大差ないまでに相対的な重要度を下げてきた。英仏独のヨーロッパ勢も43万人と低い。
観光収入はGDPに大きく貢献する。外貨獲得にも大いにプラスとなる。東京オリンピックまでに観光客が昨年の1,000万人から3倍の3,000万人に急増すると仮定すると、その経済効果は10兆円を超えるであろう。波及効果を考えると更にその数倍もの効果がある。福井県が、その1%を獲得することができれば1,000億円/年以上のメリットを享受できる。観光資源開発がいかに重要かを、もう一度検証してみる必要があろう。

投稿者: jsb 日時: 2014年02月05日 15:48

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