同志社大学

2月23日
同志社大学
同志社は1875年(明治8年)に京都で創立された。来年は創立140周年を迎える。日本の大学は約800校近く存在するが、その中でも屈指の歴史と伝統を誇っている。卒業生は32万人余り。ところがOBOG会の全国組織や世界各地の組織があり、各地域での会合は実施されてきたものの、校友会(OBOG会の名前)は「リユニオン」として学校法人主催で毎年行われてきたものを除けば、一度も開催されてこなかった。それが今年2月15日に京都洛北の京都国際会館で2000人以上が全国から集まってきた。校友会長はダイキン工業の井上礼之会長、副会長はセコムの木村昌平元会長以下数多くの有名企業のオーナー経営者が勤めてくれている。20年前井上会長がダイキン工業の元社長山田稔さんからから社長を引継いだ懇親会に招かれた私は井上さんが同志社卒と知って親近感を覚えた。その後幾多の困難を乗りこえられて、今日の世界企業に育てられた経営手腕には常日頃から敬服していたが、数年ぶりに親しく話をしてその元気さに驚いた。私の二級上の経済学部卒の先輩である。同志社大学は昨年のNHK大河ドラマ八重の桜で一躍脚光を浴びたが、その創立の精神はユニークである。自由主義、自主自立主義、キリスト教主義、良心主義、平和主義と他の大学とはかなり異なった理想を掲げている。特に「良心を手腕に運用する人物」を育てるという新島襄精神が色濃く残っているのは誠にたのもしい。全国800近い大学の中にあって常にトップに位置し、世界に貢献できる母校であって欲しいと切に願っている、ハーバード大やスタンフォード大が3兆円を超える基金に守られているとのことであるが、同志社大学もその仲間入りが出来るよう校友会も全面的に協力していく必要があろう。

投稿者: jsb 日時: 2014年02月23日 12:53

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://119.245.185.34/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2883

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)