ダショー西岡京治

7月5日
ダショー西岡京治
ブータン王国と日本の最初のかけ橋となった人物は、京都人脈と言われる桑原武夫(福井出身)、中尾佐助、西岡京治、小方全弘等である。彼等の足跡を訪ね歩き、ブータンミュージアムの設立を決意して、はや3年が過ぎた。志の実現は遅々として進まないが、とにかく一歩一歩前進することをめざしている。今年は西岡京治という日本人を顕彰したい。彼は研究すればする程魅力的な人物である。若くして夫人をともなってヒマラヤの秘境といわれたブータン王国に招かれ、全人生をブータン王国の農業の発展に捧げた。稀に見る硬骨漢である。そしてある意味では幸運の人でもある。自らの夢を一途に追求し、成果としてその功績が受け継がれているのを目にすることが出来る。私は何度もその現場に立ち、彼の声を聞く思いがした。あれは風の音だったのだろうか。7月中旬から8月末日までブータンミュージアムの特設コーナーを設けて展示する。私達独自の西岡京治像を描き出したい。スタッフ一同準備に余念がない。

投稿者: jsb 日時: 2014年07月05日 09:02

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