発信力

7月12日
発信力
どんなよい商品を開発しても、周知徹底ができなければ、それは情報の谷間に埋まってしまう。現在のように数多く情報がとびまわっている時には、効率的な情報発信を行うことが求められる。私がトヨタビスタ福井の代表者であった今から30年余り前に、パブリシティ活動に必死で取り組んだ。人口80万人の福井県のディーラーとして他のライバル(全国で360社以上あった)に負けないためにはユニークな発想が必要であった。今思い出しても面白いアイデアを次々と考え出したものである。参考までに列記してみると
1.他者のよい所を徹底的に調べて、少し工夫してその真似をした。
2.マスコミを味方につける努力をした。
3.マスコミに情報提供ができるリソースづくりに努力した(ミスインターナショナルの美女三人毎年招いた等)
4.ユニークなイベントを企画、定例化した。
5.ユニーク経営を推進し、店頭販売に注力、少ない営業マンで効率よく販売する為の工夫をした。(ショールームに資金投入、ビスタレディ採用、日曜営業、大型店舗での出張展示)県内に宣伝カーを走らせて交通安全、シートベルト着用、来場を呼びかけた。(営業マンが交代でその車に乗る)
そんな涙ぐましい努力を続けた結果、私の任期中5年間は全トヨタディーラーの中でトップのパブリシティ活動を認められ、業績向上に貢献できた。上記5つの項目は時代が変わっても、業種・業態が変わっても活用できる手法だと思う。ブータンミュージアムの周知徹底のためにこれを再利用するつもりである。

投稿者: jsb 日時: 2014年07月12日 11:41

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