日本の踊り「よさこい」

8月23日
日本の踊り「よさこい」
福井には「よさこいイッチョライ」というすばらしい踊りがある。原形は高知の「よさこい」から始まった。そして当時大学生だった札幌の若者が「よさこいソーラン」を創作し「見せる踊り」に変身させ、一気に人気をあつめた。27年前のことである。福井の若者がその熱気に共感して始めたのが17年前の「よさこいイッチョライ」である。独特のものにする為「イッチョライ」と名付け、北陸トンネル竣工の歌をアレンジした。2003年が数の上ではピーク。100チーム、5000人の踊り手が福井のまちの中心街で踊った。今年はしっかりとした組織運営と情熱あふれるリーダーそして支援する企業・団体と総合力を発揮できるようなシステムづくりが求められる。福井テレビチームとNPOチームとの二グループが現存しているがその一体化も含めて体制の強化が望まれる。日本人はお祭りが大好きである。福井県の県都福井市にふさわしいお祭りはこの「よさこいイッチョライ」だけである。この隆盛を願う者の一人として、福井いきいき元気国体や東京オリンピックでの「よさこいイッチョライ」チームの活躍を心から願っている。福井の「よさこいイッチョライ」を盛り上げるためには招待チームを5チームから50チームに増して、活性化をはかることも考えられる。NHKをはじめ報道機関の協力も重要なファクターである。年間を通しての地道な内外へのPR活動が17年続いている伝統を守ることにつながると確信している。子供たちが「福井の踊り」としてこの「よさこいイッチョライ」を子々孫々にまで引き継いでくれることを願っている。2015年度第84回キラリ会スピーカーに「よさこいイッチョライ」生みの親である出田建築事務所の出田吏市さんを招いて心躍る熱弁を聞き、参加者一同胸を熱くした。無償のお祭りに、17年もの長い年月に亘り情熱を傾けるとは、並大抵のことではない。その夢がますますふくらんでいくことを祈る。彼は私が尊敬する友人の一人である。

投稿者: jsb 日時: 2015年08月23日 11:29

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