朗読

5月14日
朗読
音楽は人の心を解き放つ。原始の昔から人が人となる根源を形作ってきたものである。そして言葉が生まれ、文字が出来てきた。今、私は「朗読」や「声明」、或いは「御詠歌」に興味を抱いている。目から入る読書でなく、耳から入る朗読は音楽的な要素をも兼ね備えて私の心の琴線に響く。読書とは二味も三味も違う感動を呼び起こしてくれる。大学のOB会で下条英子さんの「朗読はこんなに楽しい」を聞いた。人前で話す機会が多いにかかわらず、その話し方に十分の工夫が不足していたのを気付かされた。少し声に出して本を読み、「朗読」の訓練を始めてみようかと考えている、そういえば祖父は毎朝、新聞を声に出して読んでいた。米寿まで元気に生きた姿がダブってくる。

投稿者: jsb 日時: 2016年05月14日 10:08

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