2050年

6月21日
2050年
2050年問題を取り上げるのは私にとって難しいテーマである。何故なら80才の私は、2050年は単に33年後のテーマというだけにとどまらず、2050年の私の年齢は113才(生存していたと仮定して)である。だが科学の進歩はとどまらない。最大の変化はバイオテクノロジーの分野で起きるであろう。バブル崩壊後に一時バイオ、バイオに明け暮れた頃があったが、いよいよその時代を迎えるであろう。バイオにつづくのが今はやりのAIである。私は1980年にアップルの本社に乗り込んで日本でのマックの販売権(17番目であった)を獲得したが、その時設立したのがAICであった。artificial intelligent computingの略称AICをとった。最近の新聞テレビ雑誌には「AI」があふれている。私は37年ぶりにAIを社名にもりこんだ会社を設立する。白山AIファームという農業法人である。2050年には大企業に育っていることを確信している。日本の農業は今、最悪の時を迎えている。生産性は低く、後継者はおらず、農業従事者の平均年齢は65才をこえようとしている。世界から安い農産物が輸入され、頼みの綱の農協は解体の危機を迎えている。どん底だ。だから未来は明るいとあえて私は言いたい。2050年には農業は日本の花形産業になり得る。そう信じてあえて80才からの再出発に農業法人設立を選んだのである。

投稿者: jsb 日時: 2017年06月21日 10:33

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