福井経済クラブ

6月2日
福井経済クラブ
長い歴史と伝統のある社団法人福井経済クラブの理事長を先月26日を持って退任しました。二期4年間大過なく勤めることができましたのはご支援ご協力の賜物と心から御礼申し上げます。私は三谷商事で37年間勤務した後59才で創業し日本システムバンクの社長会長を20年勤めました。80才を迎えた今年3月PHP出版社より本を出しました。1985年から90年までの5年間(社)福井県生コンクリート工業組合、福井市生コンクリート協同組合の理事長を勤めました。32年前のこと。私が全国の理事と北陸4県の副理事長を勤め、全国の業界の発展のため微力を盡した時のことです。品質向上運動、新入会員奨励運動を実行しました。品質向上運動は各社各工場が自社で行っていた品質管理を社団法人の直轄とし県下4ヶ所に新しく試験場を新設し、この証明書のみを有効としました。県建設業協会と密接な連携の下行いました。更に新規参入を嫌うメンバーばかりの中、地域によっては必要なところもあり5年間に県内3社を新加入させました。これについては不満も一部ありましたが業界発展のためには間違っていなかったと信じています。
果せなかった夢はいろいろあります。全国の連合会の理事として住友セメント出身の専務理事とはかり、超優良企業5社が新日鉄と提携し新会社を設立しようという夢は未だ現実のものとはなっていません。もしもと考えると当時の5社の現在の年商1.2兆円は倍増以上になっていたと確信しています。
ギリシャローマ時代に建てられた遺跡が残っています。世界最古の木造建物奈良の大寺は木造乍ら1000年の時を重ねてもビクともしません。ところがアメリカや日本の橋、道路、ビルなどが50〜100年で崩壊の危険があります。先人の知恵を現代に生かすことが出来るかもしれません。私は80才を迎え、これからの人生をどうすごすのかを考えつづけています。地球の人口70億人、現在でも数多くの人々が飢餓で死亡しています。農林水産業(第1次産業)にたずさわっている人の数は減り続けているのです。油断(石油が入ってこない)から食断(食料が入ってこない)の時代に入ることは間違いありません。農林業の後継者育成が日本の急務。その為の奉仕活動をこれからの 私の遊行期の主業としたいと願っています。農業にAIを導入するのです。東京で若者を採用し、福井へ連れてきて、福井に永住してもらい共に農業をやり続けたいと考えております。傘寿を迎えて心身共に完全ではございませんが皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

投稿者: jsb 日時: 2017年06月02日 08:56

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