日本ワイン

6月3日
日本ワイン
ワイン通といわれる方々は、ワインというとフランスやイタリアが発祥の地であり、日本のワインは西洋かぶれと一笑に付す傾向がある。先日、金沢国税局主催の果実酒講習会に出席。酒類総研理事長後藤奈美さんの「ワイン造りのポイント」と関西ワイナリー協会長高井利洋さんの「ワインの歴史」の話があった。そこで驚いたのが、ワインは日本では1970年まではほとんど飲まれていなかったとのこと。現在は40万klに近いワインが飲まれている。そして国産ワインが約30%、しかし日本ワインと表示できる本物の日本産ワインは僅かに4%とのこと。表示基準が平成30年10月30日より変わり、「日本ワイン」は国産ブドウのみを原料とし、日本で製造された果実酒とすることになる。近々僅か50年の日本でのワインブームが、ビールブームを追いかけ急成長がいつまで続くのか楽しみである。

投稿者: jsb 日時: 2017年06月03日 09:02

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