2018年05月のアーカイブ

ワイナリー

5月30日
ワイナリー
国税庁によれば2016年度末の国内ワイナリーは388となり3年前より55増えた。福井県では1カ所。ワインヤード創設から20年、初出荷から18年になる。白山山系経ヶ岳の南西麓阪谷地区にある。ワインづくりはぶどうづくりに盡きる。毎年同じように育てていても自然の環境で味が変わる。出来が変わる。同じように手入れをしても毎年違うぶどうが生まれ、ワインにするとなお差が出てくる。ぶどう栽培はつらい仕事である。暑い中、寒い中、日差しの強い炎天下、風雨の下と、厳しい自然の中での作業だ。だが不思議に満足感が味わえる。出来上がってきたワインは我が子のように可愛いのである。農業の付加価値を最高レベルにあげられるのはビンテージもので高値が期待できるワイン製造すなわちぶどうづくりがベストだ。このぶどうの里づくりに励みたい。

構想を練る

5月29日
構想を練る
大野阪谷で有機農法による山ぶどう園の経営をスタートさせようと今、構想を練っている。現在の4haを5年間で40haに拡大したい。一番の問題点は苗木の確保だ。約500本を確保。更に苗床をつくって数十倍の苗木を育てる必要がある。有機の里阪谷の名に恥じないワインヤードに育てたい。続々と社員が集まってきているが、希望の社宅を確保するのが難しい。「日本ワインの里」と銘打って黒ボクの土壌に砂をまいて水はけのよいヤードを造成したい。阪谷18ヶ村のどの斜面を組み立てたらよいのかその構想を練る今日この頃である。

明るい未来

5月27日
明るい未来
未来を明るいと見るか、暗いと見るかで大きな差が出る。この差を生むのは人の性分である。私は常に未来は明るいと見る。だからへこたれない。あきらめない。常に挑戦をつづけることができる。目の前を地獄と見るか、極楽と見るか、これも同じである。現状を肯定するか、あるいは否定するかで、その対応は大きく変わる。否定から入る人を見ると私は気の毒になる。楽しい人生を送る秘訣は、どんなことが起きようとも明るい未来を信じて努力することだ。

シンボルツリー

5月26日
シンボルツリー
屋敷の中に植えてはいけない木があると聞いた。
外人ハウスの庭に植えられている楠などである。大木に育つので数百年もたつと家の土台をむくらせてしまうそうだ。木を植えるのは、とても楽しい。私は染井吉野桜が大好きであちこちに植えた。すぐ大木になり、美しい花を咲かせてくれる。いつのまにかシンボルツリーとなる。北鎌倉の別荘の桜は地元の方々から切ってはダメだといわれたことがある。昔は木の下にゴザを敷いて花見をしたとのこと。もう老樹になったがシンボルツリーとしての役目は果たしてくれている。地方の家にはそれぞれ大木があり風情をかもしだしている。

ショートショート『新時代』2

5月25日
ショートショート『新時代』2
・農学部 尋ねて歩く 大学の 数は多けれ 人は少なし
・あり余る 資金の使途が 少なくて まだ見えてこぬ 有効投資
・大いなる 夢を育む 農業は 老人多く 規制も多し
・かみあわぬ 議論はむなし 今日もまた 無為に過ぎゆく 農政悲し

ショートショート『必ず来る災害』

5月22日
ショートショート『必ず来る災害』
・ずぶずぶの 地盤の上の大都会 地震起きれば 日本滅亡
・人口の 半分が住む 大都会 リスク管理は 手付かずのまま
・大津波 間違いなしに 来る明日 リダンダンシィ 打つ手はまだか
・インフラの 整備遅れは 政治ミス 明日の日本を 誰か守らん
・日本の 国土守るは治山ダム ムダというのは 無知そのものか

農業は土づくり、人づくり

5月20日
農業は土づくり、人づくり
農業法人を昨年5月に立ち上げて早や1年。準備期間を入れると2年。社員の採用は協力してくれる人が多く既に正社員10名を突破。毎月新規採用をつづけている。全員が新規就農者。県営の園芸カレッジに入学し実習中。みな楽しいという。給料を支払って勉強させている私の方は先が楽しみとはいえ心配が先に立つ。農にあこがれる人がおり、農の先行きを心配する人がいる限り必ず軌道に乗るとは信ずるものの、時間軸の調整には苦労する。一昨日は大野市、昨日は越前市そして今日はあわら市を巡回し、社員を激励し耕地獲得に努力する。連休中の日々の一コマである

ショートショート『道路行政』2

5月19日
ショートショート『道路行政』2
持てあます 巨額の資金 投資先 道路に使う 未来のために
つながらぬ 高速道路 高コスト つないでこその 交通手段
中共の 一帯一路 はやばやと 進むにくらべ 日本の道は
地方債 インフラ整備 遅々として 進まぬことを 知るや知らずや
公約の 2パーセントは 易々と 達成できる 公共投資
各県の 幸せ結ぶ 道路網 なぜにすすまん 地方創生

ショートショート『道路行政』1

5月18日
ショートショート『道路行政』
インフラの 整備が救う 日本の 国土開発 いまだ進まず
情けなや 高速道路 いまだこず コストは高し 日本列島
角栄が 主張したのは 国土みな 恩恵うける 道路建設
先進の日本のはずが ただひとつ 欠けているのが 高速道路
アウトバン フリーウェイは よその国 日本の遅れ 道路行政

ショートショート

5月16日
ショートショート
零細の 社長の休み 常にゼロ 過労死してる 暇すらあらず
そうこうの 妻の健康 心配し 今日も感謝の 朝の出勤
免許証 返上はよし さりながら どこに行くにも 妻をたよりて
あと5年 皇后様の 言やよし われも続かん あと5年ぞと
後継の 若者に問う 農の道 正しく歩め 人のためなり
資金なく われをたづねて 来る友に 渡せるものは 知恵か涙か
ボランティア 大いにわいた 会のあと 収支は合わず 出るはため息
磨くこと すばらしいとて 励みつつ しっかりせよと 踏み出す一歩
磨かずば 金剛石の歌うたい 必死に励む 熱い心で
見上げれば 東の空は 旭日の 光あふれて 有難きかな
あずかりし ガジュマルの木は 20年 鉢植えのまま 我が家飾りぬ
3月に 咲き揃った 蘭の花 5月に入り すべてが落花

ショートショート『日本ワイン』

5月15日
ショートショート『日本ワイン』
・果物の ある村楽し 豊かなる 暮らし人情 風も爽やか
・山ぶどう 有機栽培 可能なる 天の配剤 地の恵なり
・南西の 斜面に広がる ぶどう園 天の恵ぞ 大野の誇り
・世界一 めざすワインは 白山の 水系育ち 地の恵み
・荒れ果てた 土地にこそなる 山ぶどう 名に恥じないぞ 日本ワイン
・色もよし 香りもよくて 味もよし 日本ワインの トップランナー

ショートショート『ワインづくり』

5月13日
ショートショート『ワインづくり』
雨多く 陽でり少ない 土地柄で ワインづくりに 励む友いて
黒ボクが ぶどうによいと 20年 辛苦乗りこえ ワイン生まれし
10年で パリス審判 ナパバレイ カルトワインを 生みし伝説
経ヶ岳 山麓に咲く 山ぶどう 愛傾けて 実り待ちなん
山ぶどう 有機の里の 誇りなり 次の世代に 引き継いでゆく
山里に 太古の昔 色づいた 山ぶどう咲く 阪谷の秋
サカバレー 中山間の 誇りなり 山麓うづめ 山ぶどう咲く
一年の 思いを込めて しぼりつつ 夢を託さん 次の世代に
ブータンの ワインを飲んで 思いけり 大野の里の 白山ワイン

ワインの産地

5月12日
ワインの産地
薄い火山性土壌で覆われた南向きと西向きの丘陵。そこはぶどうの木に強い生命力をもたらし、ワインにふさわしいぶどうを実らせる土地である。そんな土地を求めてここ一年福井県内を歩きまわり、土壌を採取しワインヤードの適地を捜してきた。最終的に大野市の阪谷地区を選んだ。現在白山やまぶどうワイナリーが所有する4haのぶどう園を拡張し、ナパバレーのスタッグスリーブディストリクトの80haに近付けたいと願っている。日本ワインの里と位置づけし、観光農園のモデルケースにしたい。福井県の農業の革新を担う一つの施策でもある。

ショートショート『尊縁』3

5月11日
ショートショート『尊縁』3
・棚田米 貴重な味をすすめたく 客に配りて 今日も過ぎゆく
・福井県 最大の市は 大野市で 内陸盆地 広がりており
・まわりをば 急峻な山 囲いおり 人情のまち 結の故郷
・故郷の すべての要素 備えたる 大野の町は 暖かきかな
・来る友は 口をそろえて 諸共に ミュージアムを 宣伝すると

空をとぶ

5月10日
空をとぶ
ドローンを農林水産業の世界で利用しようと考えいろいろ工夫している。ヘリコプターの事故が多発しているので、その事故の原因を考えてみるとその問題点が浮き彫りになる。風雪の影響と燃料(電池を含む)の重量の問題が大きい。炭素繊維を使った機体と軽い電池の発明がぜひとも求められる。軽い電池の発明は特に重要である。そして同時に電池の充電時間の短縮と電池寿命の延長が求められる。ドローンの研究をしていてとくに気付くのは「空をとぶ車の開発」である。恐らく4、5年のうちに試験飛行が行われることと思われる。ドローンの大型化、ヘリコプターの事故を考え併せてみると空とぶ車の開発が近いことに気付かされるのだ。

ショートショート『尊縁』2

5月8日
ショートショート『尊縁』2
・沖縄の 移住の友に つるし柿 贈りたりしが また帰り来し
・局留めに せよとのことで おくりたる つるし柿ひとつ 届かずもどる
・豪雪を 見舞う心のありがたく 今日また 二・三 うれしき便り
・福井との 縁(えにし)をもとめて 来る友の 次第に深し 天の配慮か
・豪雪を おかして来る コマツ菜を 初荷なりけり 無料で配る

37年ぶりの豪雪

5月6日
37年ぶりの豪雪
温暖化がすすみ、もう「豪雪」などは夢物語になってしまったと思っていた矢先に1mをこえる豪雪を迎えた。昭和38年(1963年)のサンパチ豪雪、昭和56年(1981年)のゴーロク豪雪の時は2mをこえた。私にとって3回目の平成豪雪(2018年)となった。自然の脅威をあらためて感じた。ただ洪水や地震と違って豪雪は溶けてしまうと何も残らない。きれいさっぱり消えてしまう。記憶と記録に残るだけだ。私が20年前に作った日本システムバンクがこの豪雪で被害を受けた。北陸3県でトップシェアのコインパーキングが豪雪により操業ができず、今年に入ってから約2か月間50%以下の稼働率となった。北海道の子会社も同じ被害。他の地域がまあまあの業績だったので助かるが、一極集中は状況によっては大きな影響を受けるので要注意。東京直下型地震が心配だ。今から準備をはじめなければならない。

ショートショート『新時代』

5月5日
ショートショート『新時代』
・新しい 未来を創る 可能性 若者だけが 唯一の力
・十人の 若者達と 3日間 豪雪の中 福井案内
・農業の 未来を思う 老人に 若者達は 熱く語れり
・生き生きと 語る若者 十人と 豪雪のまち 福井を歩く
・幸福を 探す旅にと参加せし 若者とゆく 豪雪の中

ショートショート『使命感』

5月4日
ショートショート『使命感』
ゆるぎない 使命感持ち 伝えたい 日本の心 平和の願い
新たなる 目的意識 核兵器 廃絶めざし 努力続けん
大国と うそぶく国の 危うさよ 軍国主義の 本家本元
絹の道 創りし者は ラクダ隊 長く続きし 繁栄の道
他の人の 幸せ願う その心 美しき道 歩むべき道
何事も まず他人(ひと)を立て 他人(ひと)のため 盡すことこそ 幸福の道

ショートショート『農の道』

5月2日
ショートショート『農の道』
・目的を もっと絞れと 神の声 必死に思う 新しい道
・作物を 自ら売らん 無い知恵を 絞りに絞る 朝焼けの空
・有機農 めざして走る 初街道 茨の道も 花の道なり
・来るたびに 珍品たづさえ 名口上 花梨加工 新商品とて
・友のいう ミント栽培 20倍 日本の米は 100倍だった
・米の字を 社章にせんと いくたびも デザインをかく 才少なくて

ショートショート『園芸カレッジ』2

5月1日
ショートショート『園芸カレッジ』2
・農業は 国の元なり 米印 社章に掲げ いざ出陣
・素人に 何ができるとバカにされ 結果を出そう 力あわせて
・経営は すべてに通ず 尊縁は 人を助けて 輪が広がりぬ
・教えられ 助けられつつ よろよろと 細々つづく 茨の道を
・100億円 リーマンショック 真っ最中 切り抜けてきた 感謝を胸に