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ふくいの地元産「五福」について
平成18年9月4日
ふくいの地元産「五福」について
地産、地消の時代が来た。地元のすばらしい産品を再発見し、広くみんなでこれを味わおうという動きである。世界中から輸入した食品で、私達のまわりはあふれかえっているが、本当にそれが幸せなのかという問いかけである。地元産のものには、本当のその土地にしかない深い味わい、ひいては文化がある。
福井県の地場産の食品の中で、私が「五福」と名付けているものがあるので、紹介しよう。
三方五湖で栽培されている「西田梅」紀州の南高梅に匹敵するおいしい梅干である。血液サラサラ、健康によい。三国海岸の三里浜砂丘に一面に広がるらっきょうの紫の花をご存知でしょうか。「花らっきょう」の小粒3年ものが私の大好物。奥越美山の急峻な山の斜面で、今も行われている焼畠農業。そこでとれる「赤かぶら」は、身の中まで赤い。シャリシャリ感がよい。浅漬け、ぬか漬け、味噌汁の具に、旬の味が楽しめる。越前、若狭の海岸でとれる「もみわかめ」がすばらしい。風味は天下一品、逸品である。
酒瓶に詰めて売られている。「五福」の最後は「上庄いも」これは煮崩れしない小芋である。上品な懐石料理の必需品であると同時におふくろの味の小芋の煮ころがしは最高。段ボール詰で豪快に売られている。遠くの身内や友人に送る人も多い。
以上の五品を、私はふくいの「五福」と名付けている。一度賞味すると、病みつきになること請け合いである。
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