郵政公社の民営化

平成18年9月25日
○郵政公社の民営化

 小泉政権の最大の課題といわれた郵政民営化が、いよいよ来年には現実のものとなる。450兆円といわれる巨大な郵便貯金や保険はどこへ行くのであろうか。この巨大な資金の使い方については、あまり多くの選択肢があるようには思えない。発想の転換が必要である。

 全国各地にある郵便局の業務についても、民営化となるとその数の多さ、そしてその大、小の規模の格差の問題が心配される。

 特定郵便局といわれた世襲の国家公務員が、今度の民営化でいずれ国家公務員でなくなる運命にある。このことも将来に問題を残しそうである。そんな種々の問題を抱えている現在の郵政公社で、今、全国的に郵便局の駐車場を民間委託する動きが出てきた。前回に続いて先月全国で5ヶ所の郵便局が民間委託に踏み切った。当社も公募に応じ、結果は全国5ヶ所中2ヶ所を落札した。

 官から民への大きな流れを、小泉首相は作ってくれたが、次期首相にとっても、この流れを加速し、世界最大の負債国日本の国家財政を一日も早く正常化しなくてはなるまい。大きな仕事である。
PFI事業は始まったばかりであるが、まだあまりに規模が小さい。少なくとも1〜2年で総予算の10%を超える規模まで早急に増やしていく必要がある。世界中がこの行方を注視していることを忘れてはならない。
 
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投稿者: jsb 日時: 2006年09月25日 09:43

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