インドの未来は

平成18年9月26日
○インドの未来は

 インドは長い間イギリスの植民地として統治されていた。その為インドなまりの英語が標準語として広く使われている。また第二次世界大戦後に、独立を果して、完全な民主主義が定着している国である。政治的に安定している。

 東南アジアを拠点として活躍しているインド人は、ユダヤ人や華僑と同様に、数多くいる。私の経験から判断すると、その資金力はナンバーワンである。インドは国土も広く、人口も多い。10億人の人口は、中国をいずれ追い越し世界一になるといわれている。国連の予想では、2030年に世界一になる。 
 日本の円借款の供与先は、第一位がインドである。今後も増え続けるであろう。なぜならインドはこれから投資しなければならないものが数多くある。インフラ然り。発電所も然り。都市も然り。工場も然り。ありとあらゆるものを作っていく必要がある。

 小泉政権を継ぐ安倍首相の目は、完全にインドを向いている。インドへの円借款の提供は、これからの十年、縮小することはない。インドで特別に他の国と違う点が一つある。日本の軽自動車メーカー「スズキ」がインドではナンバーワンのメーカーである。世界的に軽自動車、即ちエネ車が売れているが、特にインドでは早くからスズキの独壇場となっている。インドで生産されるスズキ車が世界を制覇する日が来る可能性すらある。

 インド人の教育レベルの高さ、特にコンピューターに関する知識や技術力が優れており、その面のアメリカ企業の進出が著しい。IT関連企業を受け入れる素地は、中国と比較にならない程大きい。インドは英語の国だからである。何はともあれ、これからの十年は、インドから目が離せない。

↓ブログランキングへ応援お願いします。クリックお願いします。↓
blog


投稿者: jsb 日時: 2006年09月26日 09:07

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://119.245.185.34/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/697

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)