創立12周年記念日

平成20年7月11日
創立12周年記念日

 創業百年を超える大企業の倒産の悲報に接し、声を失った。先代、先々代の社長の顔を思い浮かべ、世の中の栄枯盛衰の厳しさをかみしめている。

 僅か半年前に、私の建設する予定のマンションの指名業者に推薦したところ、入札前に辞退の申し出があった。その時は深くは考えが及ばず、急激な経済変動の中、経営努力をされている建設業界の厳しさに同情をしていた。それが寝耳に水の悲報である。
 
 私達の会社はこの7月で創立12周年記念日を迎えた。全国の支店長や幹部を福井の本社に集めて、「感謝の集い」を行った。この厳しい環境の中では、「喜びも八分目なり」というよりも「半分なり」といったところである。

 しかし一日一日を大切に、精一杯に働いてくれる社員の皆さんに対しては、「感謝、感謝」の言葉以外にない。お互いに努力し、研鑽しあって、世のため、人のために働き、少しずつでも会社をよくしていこうと誓い合った。

 やるべきことは多い。しかしやれないこと、やり残していることも多い。変化は怒涛のごとく襲ってくるが、地にしっかりと足をつけ、変化の波を見極めて、少しづつ前へ出よう。創立百年までは、遥かな道が続いているが、一日一日を大切に努力すれば必ず到達できるはずである。

 今日もまた嬉しい知らせがあった。友人の叙勲の知らせや友人の大学の客員教授就任の知らせである。悲喜こもごもとは誠にその言葉の通り、日々、訪れてくる。悲観せず、また油断せず、茨の道を切り拓いていこう。

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投稿者: jsb 日時: 2008年07月11日 09:00

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